ホントザックリよ(´・ω・)
一応現実的な水準だと感じた設定を記載しております。
それぞれ点数を表記しておりますが、ゲーム自体の評価ではなく、操作性や画質、ゲーム性とのバランスを主体に鑑みたものですので、予めご了承くださいませ。
1.四女神オンライン
設定一覧:
スクリーンモード:フルスクリーン
スケーリング解像度:2
アンチエイリアス:1
表示距離:2
影:2(1だともうちょい軽快になるがのっぺりし過ぎて気になる)
テクスチャ:OFF
エフェクト:4
ポストプロセス:4
垂直同期:ON
この状態でサウンドノベル形式のシーン再生はコマ落ちほぼ無し、戦闘可能なフィールドでの動作もまぁひとまず遊べる水準のフレームレートに落ち着きます。序盤1時間程度を遊んだ程度なので高難度ステージでの操作性については未検証。まぁマッタリ遊ぶ分には不満はないよ、と言う事で。
動作状況的には、100点中67点~72点位。
2.Dark SoulsⅢ
設定一覧:
スクリーンモード:フルスクリーン
画面解像度:800×600(以外はちょっと現実的じゃない)
自動描画調整:ON
詳細設定(できるものは全て最低・最小設定)
テクスチャの品質:低
アンチエイリアスの適用:OFF
SSAO:OFF
被写界深度:OFF
モーションブラー:OFF
影の品質:OFF
ライティングの品質:低
エフェクトの品質:低
反射表現の品質:低
水面の品質:低
シェーダーの品質:低
この状態なら20~30fpsは引き出せるのでアクションゲームとして普通に遊べる。解像度を一つでも上げると10~15fps程度に落ちてしまうので、我慢強い人ならなんとかなるかもしれない。元々グラフィックが綺麗なせいか、これだけ品質を落としても綺麗だから驚き。普段PS4で遊んでいるとキー配置に慣れるまでよく事故るものの、一周目のグンダ戦位なら普通に1発でクリアできる程度の操作は可能。クソの権化みたいなプレイスタイルでPS4版をトロコンしたけども、久しぶりにやると楽しめるなぁと普通に感じる。100点中72点~78点。
3.怒首領蜂大復活(1.5~ブラックレーベルまで込みのもの)
設定:ブラックアウトにつきフルスクリーン不可。それ以外は特に変更不要。
画面は小さいものの、非常に鮮明に表示されているので普通に遊べる。モニターに出力すればより快適になり、ノーマル難度の火蜂(隠しボス?)をなんかよく分からんが出現させる位には遊べた。操作中の不快感もない。100点中78点~85点。
4.ELEX(有志日本語化MOD適用)
設定一覧:
Windowモード:全画面のみ
ディスプレイ:プライマリ
アスペクト比:16:9
解像度:1280×720
リフレッシュレート:60Hz
スケーリング:50%
V-SYNC:OFF
被写界深度:OFF
ポストプロセスAA:OFF
異方性フィルタ:OFF
アンビエントオクルージョン:OFF
フォグ品質:低
影品質:低
テクスチャ品質:低
植物品質:OFF
シェーダー品質:低
描画距離:低
環境描画距離:低
画質をかなり犠牲にした操作性重視の設定。精々「PSP(モンハンポータブルシリーズ)よりマシ」という程度。月(ダクソ3)と比べるとスッポンに失礼かもしれない。でも普通に5~10時間遊べているのでそれが直接不満につながる程酷いというわけでもない。狭い家も慣れれば都というか、PSP程ポリゴンの厚みが削られていない分だけ見ていられるというか。ここまでやってもフレームレートはダクソⅢの最低設定にやや劣る代わりにアクションの難度はやや低めだし、難易度も結構緩く微調整できるのであまり気にならない。詰みそうになったらセーブ&ロードで敵の警戒態勢を一瞬解きながらゴリ押す事も可能だということを思い出してほしい。100点中63点。人によっては及第点に届くか否か。
~~~OS側解像度を800×600に落とした後~~~
テクスチャ品質を中、植物品質を高まで上げてもフレームレートが上述の設定よりも高いまま安定している。ゲーム性にも大きく寄与する部分なのでこれはかなり大きい。これなら72点~78点。
5.Fallout3GOTY版(字幕日本語化MOD、NVAC、Unofficial Fallout3 Patch、FOMM、Fose導入。日本語化字幕側のフォントサイズ48に設定したが36でいいかも)
スクリーンモード:16:9ワイドスクリーン
解像度:720p
Antialiasing:OFF
Anisotropic Filtering:OFF
Detail(簡易画質設定):Medium(でも十分快適)
以下設定は放置。
多分NVACの導入まで完了すればフルスクリーンで遊べる環境は整うはず。少なくとも筆者は遊べている。序盤のモイラに頼まれるウルトラスーパーマーケットクリアまで遊んだが、フレームレートも高水準でほぼ安定してて、ごく普通に快適でワロタ。この分だとNewVegasも普通に快適っぽい。この2作の為に買っても良いかもしれないとすら思える程度に快適。操作性・画質共にPS3版を凌駕しているので、日本語音声がない事以外に不満はない。字幕フォントサイズ変更後は85点以上。
6.Fallout4
そのまま起動可能。日本語化も元からされているのでその点については問題なし。
設定一覧:
OS側モニター解像度:800×600
ゲーム側:
解像度:フルスクリーン(表示無し)
アンチエイリアス:FXAA(低)
異方性フィルタリング:オフ(最高性能)
詳細:低(可能な限りの低設定)
元々のモニタ解像度で表示するととても遊べたものではないが、OS側で設定可能な解像度を800×600に落としてやれば概ね現実的に遊べるフレームレートにまで向上し、大雑把な銃撃戦位なら対応できるようになる。基本的にグラフィックが破綻するような事はないようなので、遊ぼうと思えば遊べる。WIN GPD2筐体にメタルカバーを装着している場合は、その部分だけかなり熱を持つので、そこに触れないような持ち方をしないと普通に火傷するかもしれない。標準解像度では42点、OS側最低解像度で72点。
7.虫姫さま
怒首領蜂大復活と同様。フルスクリーン使用不可。それ以外は特に問題なし。
OS側に最高解像度を依存しているタイトル:Fallout4、ELEX(多分)
Fallout4はOS側解像度の影響が顕著でした。
ひとまずは以上です。
その他所持しているタイトルなど。
a.TES4 Oblivion
b.Fallout1,2,tactics,NV
c.Half-life2を一通り
d.FTL
e.Hollow Knight
f.新次元ゲイムネプテューヌ re:birth1~3(バンドルだったので)
g.Might & Magic 6、X Legacy
h.Machen Forest:Mylne and the Forest Gift
i.Portal
j.Sakura Dungeon
k.Sniper Ghost Worrior
l.新次元ゲイムネプテューヌ VS セガハード
m.The Vagrant
n.Wiz8(Steam版は英語)、Wiz6・7(同じく英語)
GPD Win2を購入してから少しでも遊んだゲームの動作状況をザックリ列挙(´・ω・)ノ
普通自動車第二種免許を頂きますた(´・ω・)2018年7月
いやぁ疲れた(´・ω・)
一種免許は中型(8t限定)、大型自動二輪まで持っているので教習項目は比較的少なかったのですが、夜勤に行きながらわずか2週間でこなすべき日程ではなかったように思います。実技の場内・路上教習中は時折静かにパニックに陥ってたり(運転に支障をきたさない程度。テンパってるともいう)、手や足が緊張で地味に震えてたり(信号待ちでNに戻してクラッチ踏みなおしorハンドルを一旦握りなおして対処)、帰ってきたら台所で体操座りになって固まってたりしましたが、無事(?)取得できました。
久しぶりのMT車の運転と言う事もあって緊張感があったのはまず間違いありませんが、多少やる事が増えた程度で有り得ない程疲れてしまううえに、息をつく暇もなくそのまま夜勤先に突撃し、夜勤明けたら仮眠も取らず1時間後にまた教習連続4時間ヒャッハー(゜∀゜)、という2週間でした。よくこんな状態で卒業検定まで持たせられたなと思います。最後の方は呼吸が浅くなり始め、思考回路もショート寸前でございました。
卒業検定終了後に学科試験の問題集(ズバリ!という薄い参考書)を解いていたのですが・・・
「生きている意味も感じないのに一体なにやってるんだろう・・・」
「確実に自分の息の根を止めるには云々」
「わざわざ色んな人間関係を切ってもらえるように動いていただろうに無駄な事を」
とかそんなことが問題集を処理している最中にも脳裏をよぎるので、常に複雑な心境でございました。精神科等々に駆け込まなかっただけ偉いのかな。
ただ、ストレス耐性的にまだまだ不十分っぽいので困ったものです。普通には働けない。歯が少し痛むだけで生きるのを諦めようかと真剣に悩む今日この頃です。この前あの本(嫌われる勇気)を読んだ割に身になってないなぁ等と思う所もありますが、中々キツイし苦しい。
アニメの主題歌とか無理矢理アップテンポにされてるような、欺瞞の中に生きている気がする中で熱い歌詞とか死体蹴りされてる気分にしかならない場合も多く、OP・EDは大体5秒で飛ばすことが多いようにも感じます。今の職場はそういったストレスやらなんやらを一人で飲み下す時間(5時間とか半日とか)を確保でき、かつ最低限引き篭もりにならない程度に外出する機会を作れて、更には給与までもらえる素敵な職場です。拘束日数だけ増えましたが。
・・・お次は講習の受講だけで取得可能な大型特殊(フォークリフト等の教習時間を超短縮してくれる便利な免許)を別の自動車学校に取りに行く予定ですが、さすがに数日休みを作らないといけないような気がします。
が、大体休みを作るとその休みが年明けまで延長されてしまいそうなので、週明けまでには入校手続きを済ませておく必要があるかもしれません。
そんなこんなをこなしつつ、今年の夏は過ぎて(凌いで?)いくのでしょう。まる。
The Metronomicon'Slay the Dance Floorトロコン完了につき簡易解説をば。
難易度:音ゲー慣れしている人ならHARD寄りのVERYHARD、
そうでなければEXTREME寄りのVERYHARD
所要時間:15時間~30時間
お勧めサイクル:Gwenで突進(スタン)⇒Saraでショック⇒他2名でバフ・与ダメ⇒・・・
このサイクルを続けるだけで大半の敵は8割方行動不能になる。
お勧め究極装備:Gwenの優しいキス(突進与ダメランクが2段階上昇。緑色の盾アイコン)
これを真っ先に買ったらあとはお好きにどうぞ(´・ω・)
大まかなトロフィー条件について:
1.メインシナリオ5章分を全てハード難度でクリア(これで並の音ゲーレベル)
2.メインシナリオ攻略中に出現するサイドクエストを全てクリア(難易度不問)
3.途中で解放されるアリーナチャレンジを全てハード難度でクリア
4.学園に最初のアップグレードを行う(施設拡張)
5.アップグレードで解放されるサラの研究所の究極装備を全て購入する
⇒メインシナリオ・サイドクエスト・アリーナチャレンジ全クリアでコスト全額入手
6.300回連続で音符入力を成功させる(やっていればそのうちできる)
7.平和主義者
⇒ヒーラーや直接攻撃能力を持たないキャラのみで構成して、回復などをメインに凌ぐ。
難易度は不問なのでトロコン直前にイージー難度のステージ1で挑戦すると楽
8.無謀な戦士
⇒おそらく「HP回復」をしなければよい。Gwenのストリークスキルのデバフ解除が回ってきてもトロフィーを取得できた。よってイージー難度ステージ1でスタン系統のスキル持ちで構成して相手に行動させずに殲滅していけば比較的楽に攻略できた。Lv50推奨
9.驚異のコズミックパワー
⇒攻略サイトを確認した方が早い。挑発・プロテクト・クイックその他、パーティーアタックスキルで付与可能なバフも活用すればそのうち終わる。ランダム対象のバフが重ならないといけないスキルが一部あるので、ほんの少し運が絡む。
10.プロテクターとデストロイヤー
⇒メインシナリオラスボス手前のステージでこなした。Gwenのティア1に挑発、ティア3に仕返し(?)をセットして、ステージ終了間際まで挑発を繰り返し、最後に仕返しで7000ダメージ以上を繰り出せば完了。大体1万2千超までは稼げるので時間的な猶予は多い。
11.勝利の巨匠
⇒パーティーアタックスキル使用時にミスがなければ良い。イージーで挑戦すればより楽。
12.カムバックキッド
⇒ボス戦で火の雨みたいなものが降り注いでいて(隕石アタック)、パーティーメンバーの音符が防衛に切り替わっている状態の音符を一つも外さずに隕石アタック区間を切り抜ける。イージーで挑戦すればより楽になる。
13.ワンパンチチーム
⇒一部チャレンジにクリティカルダメージでしか敵を倒せないものがある。これを5回連続成功させる
14.トイレ休憩なし
⇒タッチパッド4回押す⇒L1キーの順番で操作するとプレイリストモードに移動する。オプションボタン等での「一時停止(ポーズ機能)」を使わずに最初から最後まで通す必要がある。難易度はハード程度でLv50推奨。経験値ももらえない。基本的には安定重視のパーティー編成で問題ない。頻尿の方は相方が居ないとかなり辛い。ボトr・・・ゲフンゲフン
なお、所要時間は3時間程度かかる模様。
15.エンドレスエクスプローラー
⇒難易度不問でエンドレスモードを30曲生き残る。厳密には31曲目に入るまで生き残っていなければならない。要は30曲クリアが条件。苦手なデバフを把握しておき、死亡・スタン系スキルロックアウト・スロウの次に優先すべきデバフを予め把握しておかないと終盤で泣きを見る。31ステージ以降に入ったら、適当に一回入力をミスしてコントローラーを放置すれば勝手にゲームオーバー⇒トロフィー取得、となる。
GwenやSaraが使用可能なスタンスキルは非常に優秀なので、活用すべし。とにかく被弾率を下げつつダメージを与えていきましょう。
ひとまずはこんなところです(´・ω・)ノシ
sakura dungeon の意訳でもすんべや(´・ω・)その1(2018/08/12)
翻訳用にMODなんぞ作ったことがないので書き出したものを打ち込んだだけデス。
現在概ね500行分位の意訳まで無理矢理進めております。
ゲームの進捗としては最初のチュートリアル戦闘が完了した辺りです。
スプレッドシート作ってる方もいらっしゃいましたが、如何せんアレ、管理者から許可貰わないと編集もできないのデス。
難易度選択
ノーマル:
Sakura Dungeonの標準的な難易度です。衣服の破損は町に戻る度に自動的に修復されます。
ハード:
挑戦を楽しめるプレイヤー向けです。あなたの敵は強くなり、衣服も自動で修復されません。
深淵:
このゲームを長時間遊んだことのあるプレイヤー向けです。あなたの敵はより強く、戦闘で得られるお金も半分になります。
シーン:0
「ふぅ、この長い夢もようやく終わるのか」
「私に何が起きたというのだろう」
「どのくらいの時が過ぎたのだろうか?」
「私には知る由もない」
「しかし・・・長い間目を覚まさなかったと言う事だけは言える」
「それは確かだ」
「私は振り返り始める。」
私は今――
シーン:1
大きなあくびを口から漏らしながら、周囲を見渡した。
私は寝ぼけ眼を擦り、ぼやけた視界にゆっくりと焦点を合わせた。
ヨミ「実に良い眠りじゃった」
それから私は部屋に誰かが立っている事に気づく。
セリ「貴様!モンスター!」
銀の鎧を着た女は剣を私に向けた。
彼女は無礼だ。私はたった今目覚めたばかりだというのに・・・
セリ「貴様に挑む!」
私は彼女から少し注意を逸らした。
私の背後を見ると、中心に水晶のある社が見える。
奇妙な水晶を叩くと、私の指が痺れていくのを感じる。
ヨミ「申してみよ、おぬしはどうやってこの部屋の中にいるのじゃ」
セリ「何?」
セリ「私がパズルを解いたら霧の中から出てきたお前と出くわしたのだが・・・」
私はパズルに封印されていたらしい・・・
私にはこのパズルがどう機能しているのか見当もつかないが、
この女はこのパズルを理解できたのだ。
セリ「だが、それだけで十分だ!」
セリ「私にはお前が何者なのか分からない・・・」
セリ「しかし、私は貴様を討ってみせる。」
ヨミ「ほぉ、ならばおぬしは冒険者なのじゃな?」
私は彼女を上から下まで見回す。
彼女は私の「タイプ」だ。
彼女は明らかに厳しい訓練を受けていたと言えるだろう。
全ての所作は正確で、かつ効率的だ。
セリ「我が名を知るが良い、狐・・・」
セリ「我が名はセリ、冒険騎士だ!」
ヨミ「おぬしが冒険者であるのなら、おぬしにとってまったくもって新鮮な出来事じゃ、のう?」
セリ「お前が何を尋ねているのか分からないが、そうだな」
ヨミ「冒険者よ、答えよ、イシス女王の領土はいつ砂丘に消えたのじゃ?」
彼女は私を見て、唖然とした。
セリ「何?何やら奇妙な問いかけだな。」
セリ「神話の時代、数千年とまではいかないが、数百年といったところだな」
ヨミ「ほう」
ヨミ「なるほど、しばらくじゃな」
数百年か・・・
ヨミ「私が眠りこけている間に何が変わったのだか・・・」
セリ「貴様、ここに私がいるのだぞ?!」
セリ「侮辱するなぁぁ!」
彼女は持つ刃を弧を描くように振り下ろす。
私は横に跳び、完璧に避けてみせた。
セリ「・・・」
彼女は私の立っていた場所を見る。
セリ「どうして・・・そんな速く・・・」
ヨミ「ほう」
ヨミ「我の力・・・見誤ったようじゃな」
私は周囲の部屋を通じて魔力の波動を感じる事が出来る。
私の魔力は眠っている間、吸い上げられていたようだ。
それは・・・よろしくない。
私が街に戻ったらそこであったろう事について根掘り葉掘り聞いてやるつもりだ。
しかし、私にはまだ自力でこの冒険者から身を守る程度の力が十分にある。
彼女は柄を両手で握り締め、再度斬りかかってくる。
ヨミ「それをやめてもらえんかのう?」
幾度となく、彼女は振るい続けた。
彼女は素早い、とても素早いが、それはあくまで人間としてだ。
私を捉えられる程のものではない。
セリ「そんな、貴様がこれほど速く・・・」
ヨミ「何故じゃ?」
セリ「貴様・・・お前にだけできるはずが・・・」
セリは慄き震えている。
セリ「畜生・・・」
しばらく私を無視して、セリは己が背後を顧みる。
セリ「いや、退くわけには・・・」
セリは自分を叱咤する。
セリ「私は、魔物と遭遇しているんだぞ!」
彼女は私に詰め寄り、乱雑に剣を振りかぶった。
私にはこれで十分だ。
私の手の中では、球体の水が回転している。
手から放たれた球体は冒険者の胸部に命中した。
その力は、彼女を向かいの壁まで吹き飛ばす。
彼女の鎧は砕け散った。
ゆっくりと歩み寄り、彼女が倒れ伏す辺りを眺める。
彼女は立ち上がろうとするが、それだけの力は残されていない。
だが、恐れている風でもない。
実際、彼女の私を見るその瞳には死が映し出されている。
セリ「そうか・・・」
セリ「これが最期か・・・」
セリ「私はこの日が遂にやってくる事を知った。」
苦痛にゆがむその顔は、力強く笑っていた。
セリ「そうだな・・・お前は私の最後の相手だ・・・」
セリ「できれば私の・・・最期の願いを聞き届けてはくれないだろうか?」
ヨミ「おぬしは何か勘違いをしておるようじゃがの」
この女が敵対的であったとしても、
私は彼女の終わりを望んでなどいない。
私の唇からは、古い言葉が紡がれていく。
魔力は部屋を巡り、ゆっくりと回転しながら騎士へと降り注ぐ。
セリ「待て・・・」
セリ「何をしている・・・?」
最期に私は呪文を終え、魔力は霧散した。
ヨミ「来るのだ、起きよ。」
セリ「何?できるワケが――」
彼女の体が反応し、直立した。
セリ「・・・?!」
セリ「どうして・・・私の体が言われた通りに・・・」
セリ「お前は私に何をしたんだ・・・」
ヨミ「すまんのう、呪文が正確に機能するか試させてもらった」
セリ「呪文だと?!何をしたんだ?!」
ヨミ「束縛の呪文をな。お主と私との間に魔法の契約を交わした。」
ヨミ「これから数日、おぬしは私のしもべで、私がおぬしの主じゃな。」
ヨミ「おぬしは私を『ヨミ』と呼ぶが良い」
ヨミ「私の最後の力はこの呪文に込めたからの、精々頼りにさせてもらうぞ、セリよ。」
セリ「私が、お前の、何だって?!」
セリ「すぐにこの呪文から解放しろ!」
ヨミ「すまんのう、私にもその呪文は解除できんのだよ」
ヨミ「まずはじめに、我々にとって安全な場所を確保せねばなるまいな」
ヨミ「私の手持ちを見てみようかのう・・・」
自分のポケットの一つを確かめ、それを見て笑顔になった。
ヨミ「あったあった、これじゃ。」
騎士の腕をしっかりと掴む。
セリ「どうするつもりだ?!どこに行こうと言うんだ!」
ヨミ「3、2、1・・・」
私のローブの中にあったワープストーンが共鳴した。
その瞬間、部屋に立っていた私たちは・・・
次の瞬間には、私の故郷に立っていた。
sakura dungeon の意訳でもすんべや(´・ω・)その2(2018/08/13 OP完了まで)
翻訳作業しながらのゲームも中々楽しいじゃないか(´・ω・)
前回:ワープストーンを使った所まで。
たぶん以下までシーン1:
セリ「・・・」
セリ「ここは?」
ヨミ「『どこか安全な所』じゃな」
セリ「この町は、私が早朝に発った町だ」
セリ「何故ここに、この場所全てがそうなのか?」
ヨミ「ほう・・・、まだ幻惑の呪文が機能している事が分かれば良いか」
セリ「幻惑の呪文だと・・・?」
セリ「理解できない・・・どの意味で言っているのか・・・」
セリは肩を落として困惑している。
セリ「確かに安全な場所だろうが・・・」
セリ「お前にとっても、という意味なのか、狐?」
セリ「ここには人間が居る。だからここはお前にとって安全だ、とは言えないんじゃないか?」
ヨミ「全てでは無い、か。」
ヨミ「私は自分でこの町を見ておった」
ヨミ「我々にはダンジョンの入口を隠す必要があったしの。だからこそ、これが解決策というわけじゃな」
セリ「ダンジョンの入口だと?」
セリ「待ってくれ、お前が私に言っているのは、お前がその・・・」
ヨミ「迷宮主ではないかと?」
ヨミ「そうじゃ、少なくともな」
ヨミ「しかし・・・私はそれがもはや事実でもないようだと見立てておる」
ヨミ「私とダンジョンとの繋がりそのものはあるようだがな」
ヨミ「だからこそ、これは唯一つの事を意味しておる・・・」
ヨミ「私は奪われたのじゃ」
セリが疑わしげにこちらを見つめている。
セリ「その様な事が?」
ヨミ「時折な」
ヨミ「おぬしはあそこのモンスターを殲滅する為におったのじゃろう?」
セリ「あぁ、そうだ・・・」
セリ「しかし、私は無残にも敗北を喫した」
ヨミ「それは良い事じゃな」
ヨミ「我々の目標は同じじゃ」
ヨミ「とにかく、私はいたずらにおぬしらがうろついておるのは好まぬ」
ヨミ「共に片付けようではないか」
私は彼女と共に宿屋に向かった。
シーン2:宿屋にて(イザベラの言葉遣いはもう少し平易な方が良い気もする)
私が足を踏み入れると、皆が静まり返る。
誰もが席を立ち、入口に殺到する。
その中でも一人ひと際目立つ者がいた。
他でもない、イザベラこそが、私の宿屋の女将なのだ。(女将⇒主人の方が適切?)
イザベラ「私の、謙虚なるご主人様、なのですか?本当に?」(謙虚で良いのか。敬虔とか)
イザベラ「本当?ホントにホント?」
ヨミ「他に誰がおるというのじゃ、イザベラよ」
宿屋には歓声が溢れた。
ヨミ「皆の者、待たせてすまない」
イザベラ「あなた様に何が起きたのか存じませんが・・・」
イザベラ「ある日、あなたは此処に居らっしゃったのに・・・」
イザベラ「いつの間にか、姿を消してしまわれました」
イザベラ「それも突然、どちらにいらっしゃったのですか?」
ヨミ「私は放棄された部屋に封印されておったのじゃ」
ヨミ「私はどうしてそうなったのか覚えてはおらぬが、私がそれを作動させたようでな」
イザベラ「承知致しましたわ・・・」
イザベラ「大切なのはあなた様がご無事だと言う事ですもの」
イザベラ「我らが迷宮の主様がお帰りになって、嬉しゅうございます」
ヨミ「私もおぬしにまた会えて嬉しいぞ」
ヨミ「しかしな、一つ問題を抱えておるのだ」
イザベラ「承知しておりますわ・・・」
イザベラ「残念ながら、あなた様の不在を機に、他の何者かが迷宮をあなたから奪ってしまいました」
イザベラ「それを聞いて私は、とても落ち込みましたわ・・・」
セリは彼らをただ凝視している。
セリ「お、お前たちは皆、魔物だったのか・・・」
ヨミ「言ったではないか、幻惑呪文だと」
ヨミ「この者たちは今も従属下にあるからな、お主にもそう見えるのじゃ」
彼女はショック状態にあるらしい。
イザベラ「えぇ、そうですわ。私たちは早くからお仕えしておりました」
イザベラ「どうして、彼女はあなた様と共にいるのでしょうか?」
ヨミ「彼女たった一人で私を解放してくれたのだ」
ヨミ「だから私は、彼女が私の為に働いてもらう事にしたのじゃ」
イザベラ「それは人間を召使に据えると言う事ではありませんか・・・」
ヨミ「うむ、この娘との具合が良くてな」
イザベラ「彼女はひ弱そうですし・・・」
イザベラ「あなた様とは・・・不釣り合いだと存じますが――」
ヨミ「どうか、彼女の面倒を見てやってはくれないか」
イザベラ「問題ありませんわ」
イザベラ「私にはあなた様にお仕えできることが何よりの幸せですもの。謙虚なるご主人様」
彼女はセリを予備の部屋へと連れて行った。
イザベラ「私があなた方に温かいお風呂をご用意致しますわ」
イザベラ「この鎧も修理して差し上げられます」
セリ「分かった・・・」
セリ「それが良さそうだ――」
温かな風呂と新しい服に着替えた後には、
セリはショックから立ち直っているようだった。
セリ「お前の魔物たちの奇妙なもてなしだが・・・」
セリ「普通なら私が数百ゴールドは支払うべきものだぞ」
ヨミ「我らの周囲を見渡してみるが良い」
ヨミ「これからはな、セリよ――」
ヨミ「私はおぬしがここを好きになれぬのは承知しておるが、我らはこれから共に行動せねばならん」
ヨミ「おぬしはダンジョンを片付けたい。私は迷宮を取り戻したい」
ヨミ「私は協力自体無理な話だとは思っておらぬが、おぬしはどうじゃ?」
彼女はしばし沈黙した。
セリ「魔物の為に働くなど、私は全く馬鹿げていると思ってはいるが・・・」
セリ「私をここに留めているお前の呪文に対して為す術がない事は理解している」
セリ「そしてお前は言ったじゃないか。私たちの目標は分かち合えると」
セリ「この迷宮を支配している魔物を撃破する為に」
セリ「だから、私はこの状況を変えられない事に対して憤っているわけじゃないんだ・・・」
セリ「私は受け入れるさ・・・破格、だからな」
ヨミ「それを聞けて私はとても嬉しいぞ、セリ」
ヨミ「おぬしは迷宮での経験も豊富なようだし、おぬしの専門知識が役に立つと確信しておる」
セリ「はぁ・・・、お前を怒る気にはなれないな・・・」
セリ「私は長らく本物の挑戦というものをしていない、そしてそれが気掛かりだった」
セリ「おそらく、この経験は私に必要だったのだ」
セリ「時には、お前の誇りに一発くれてやる必要がありそうだな」(そのうち、かな?)
ヨミ「今傷を入れる事は叶わぬし、おぬしにそれが出来るかのう?」
ヨミ「謙虚さこそ、自らを鍛える唯一の術じゃ」
彼女は苦笑いを浮かべた。
セリ「この訓練が別の方法だったら好きだったろうな・・・」
ヨミ「しかし、おぬしは言ったではないか、おぬしに変えられぬ状況について文句は言わぬと」
ヨミ「とにかく、我々が冒険を始めるには、おぬしに幾らかの間が要る事は私も分かっておる」
ヨミ「我々がここに持っておるサービスは好きに使ってくれ」(施設が妥当かも?)
セリ「感謝する・・・」
セリ「ちょうど飲み物が欲しいと思っていた所だ」
彼女は酒場を離れてうろついた。
全体の状況としては理想的とは言えぬ・・・
私は興奮を抑えきれないでいる。
数百年というのは、物事を変えてしまうほどの膨大な時間だ・・・
そこらは全て新しい人間の王国となっておるかもしれぬ・・・
新たな魔物とも出会うじゃろう・・・
新たな食べ物も食べられるし・・・
まるで別世界に足を踏み入れたかのようじゃな。
私には封印されていた間が幸せだったとは言えないが・・・
この経験は大いに役立たせたい。
だからこそ、この先を見てみるとしよう。
OP完。
sakura dungeon の意訳でもすんべや(´・ω・)その3(2018/08/13 移動チュートリアル迄)
ゲームの進捗はようやく地下2階にたどり着きますた。
今後の課題としては、これってネタバレになるから、ある程度進めた段階できちんと反映手段を調べないと権利的にまずい気がするという次第。
一人称とか語尾とか、立ち位置で気掛かりな点がちょくちょく出てくるのでご助言お待ちしております。
前回:OP完了まで。
商店に立ち寄るシーンにて。
店に入ると、誰かがカウンターの物陰から笑顔でやってくる。
シャルロッテ「長らくお会いしていなかった方だわ」
シャルロッテ「あなたがお帰りになったと聞いても信じられなくて」
ヨミ「おう、ここに居るとも」
ヨミ「ならば、今日は何か面白い物を私の店主殿は分けてくれるのじゃろう?」
シャルロッテ「それが・・・」
シャルロッテ「新たな迷宮の主が継いでからというもの、私共は厳しい時を過ごしておりまして」
シャルロッテ「私たちは現在、特に強力な道具を作るだけの余力を持ち合わせておりません」
シャルロッテ「私にマナの欠片をお持ち頂ければ、幾らかの基礎的な物でしたら作って差し上げられます」
シャルロッテ「あなたを喜ばせるのに十分なものだと願っておりますわ」
ヨミ「それで充分じゃ」
ヨミ「お主はここをよく、きちんと維持してくれておった。それも数百年の永きに渡ってな」
ヨミ「私はおぬしを誇りに思うぞ、シャルロッテ」
シャルロッテ「あなたの優しいお言葉を聞けて良かったですわ、私の謙虚なるご主人様」
シャルロッテ「この箱に私が必要としていたものを保管しておりましたが、あなたにお持ち頂いた方がよろしいでしょう」
彼女は私の下まで歩き、私の手のひらに何かを置いた。
⇒ワープストーンを見つけた。
ヨミ「ワープストーンか、上出来じゃな」
ヨミ「感謝するぞ、シャルロッテ」
シャルロッテ「恐れ入りますわ」
シャルロッテ「マナの欠片をお持ち帰り頂ければ、より一層お喜び頂けるかと」
⇒今のショップには様々な品揃えがありません。
⇒ダンジョンを進めるにつれて、より多くの道具を取り扱い始めるでしょう。
⇒ダンジョン探索の間に頻繁に店に顔を出して、品揃えを確かめてみましょう。
――店完了――
――イザベラと話してみる――
私はイザベラと少し立ち話をしたが、共有できるような情報は特になかった。
また後で話した方が良いだろう。
――町で話を聞く――
私にはしばらく自由な時間がある。
我が従者をチェックするのも良いかもしれない。
おぬしの知らぬ所で、町では何かが起きているやも知れぬ。
常に地域の情報を最新に保つことは良い考えじゃ。
どれほどの間眠っていたかを考えれば、最近の出来事を聞ける事は嬉しい。
では、手始めに何をしようか・・・
⇒あなたのダンジョン探索が進むにつれて、町での出来事の記録を利用可能になるでしょう。
⇒これらの出来事を調べる事で、秘密が明かされたり、また特殊なイベントが開放されて読めるようになります。
⇒その為、ダンジョンから戻った際に幾つかのイベントを利用可能になる事がありますので、是非とも確かめてみましょう。
>>後で来ることにした。
ふむ、確かに後できた方が良さそうじゃな。
――ダンジョン入口――
私たちが門の方に歩いていくと、セリは不安を抱いているようだった。
ヨミ「どうしたんじゃ?」
セリ「あぁ、ここでの出来事から離れてみて・・・」
セリ「お前が初めて迷宮に潜る前からここでの事は全部予感していた。」
セリ「そうか、私が潜るのもこれが2度目か・・・」
ヨミ「厳密にはこれが初めてじゃな」
ヨミ「私の封印されておった部屋は、本来の迷宮から切り離されておる」
セリ「・・・そうか」
ヨミ「とにかく、心配無用じゃ」
ヨミ「私の迷宮を取り戻すぞ」
――ダンジョン内にて――
迷宮に足を踏み入れると、空気に混じった土と埃の臭いを感じる。
幾つかの予備の松明で照らし出された暗闇が、私たちの前に広がっている。
ヨミ「おうちに帰っても良いのじゃぞ?」(意訳としてすら正しい気がしない)
ヨミ「だから、まだ始まったばかりじゃないか・・・」
セリ「ヨミ、ハッキリさせておきたいことがある」(日本語の語感的には名指しが先か?)
ヨミ「なんじゃ?」
セリ「共に行動するのであれば、私のやり方に合わせてくれないだろうか?」
セリ「お前はとてつもなく強力だが、私はお前がどれだけダンジョンを掘り下げたのかが分からない・・・」
セリ「だから、ここで私の経験を活かすのが最善だと思う」
ヨミ「お好きなように」
ヨミ「私はここの案内を示すだけじゃな」
ヨミ「おぬしの取る道はおぬし次第じゃ」
セリ「私を奴隷にした奴とは思えない台詞だな・・・」
ヨミ「これは我らにとって必要な合意じゃな」
ヨミ「して、おぬしの提案とはなんじゃ?」
彼女は紙束と筆記具として何かの羽根を取り出した。
セリ「このような場所の案内は困難な作業だ」
セリ「お前の小さな足取り全てをマッピングする必要がある」
セリ「お前がついてきてくれないと迷子になるのはとても容易い」
ヨミ「よかろう」
セリ「とにかく、私が前に出よう」
セリ「では行くとするか、ヨミ」
⇒ダンジョンの案内には、W,Q,E,A,S,Dと2キーを使用します。
Wで前進、QとEは左右への転回です。
Sは後退、AとDは真横に移動します。
又は、矢印キーでも移動可能です。
2キーを押せば、障害物にぶつかるまで前進するでしょう。
全ての移動は下に表示されているあなたの地図に記録されます。
忘れずに地図に注意を払いましょう。
これはこの先の冒険において不可欠なものです。
あなたは戦闘中以外であれば、いつでもゲームを記録できます。
戦闘に敗れてしまえば、そこでゲームは終了してしまいますので、小まめにセーブを作っておきましょう。
クイックセーブはF5キーを押す事で作成可能です。
最新のクイックセーブを読み込むにはF9を押してください。
――移動チュートリアル完了――
sakura dungeon の意訳でもすんべや(´・ω・)その4(2018/08/14 初戦闘終了の会話まで)
ゲームの進捗は地下2階で猪を捕獲したところデス
前回:移動チュートリアルを完了したところまで
――行動開始――
私たちが前進を再開すると、私は暗闇で何かが動く物音を耳にする。
セリは即座に反応し、武器での攻撃準備を整えた。
少しずつ、私たちの敵がセリの燃え上がる松明の光の中に浮かび上がる。
ウサギ「やぁ、訪問者さん!」
セリ「ウサギの魔物・・・?」
セリ「ひ弱で有名な奴じゃないか?」
ヨミ「このダンジョンの中では見た目が全てとは限らぬ」
ヨミ「彼女は私の力の一部を吸収しておる。無意識のうちにな」
ウサギ「すいませーん、でも、迷宮のご主人サマが訪問者をお許しになっていないのは明らかなのです」
セリ「私もすまなかった。しかし、ここを離れるわけにもいかないんだ」
セリ「そこをどいてもらおう」
――戦闘パート――
⇒あなたは初めての戦闘に突入しました。
あなたの画面の左下隅には、行動可能な仲間とそのステータスが表示されています。
あなたのパーティーメンバーのターンの時は、画面右側に表示されます。
その下に利用可能なスキルが表示されます。
どのスキルもAPを消費します。これは戦局が進むにつれてゆっくりと回復します。
全ての魔物は防御スキル――APの回復と攻撃に対する保護を行うもの――を持っています。
あなたの攻撃対象を選んでクリックしてください。
敵のステータスはキャラクター画像の↑に表示されています。
パーティーメンバーと敵の行動順が画面右上に表示されます。
あなたのパーティーメンバーは枠が金色に縁取られ、敵は赤色の枠となっています。
それでは、バニーガールを撃破しましょう。
ご武運を。
――戦闘終了――
⇒あなたは〇〇のマナの欠片を見つけた。
――戦闘後の会話シーン――
セリの最後の一太刀が決まると、バニーガールはその力で吹き飛ばされた。
彼女の服は破れ、完全に露わになっている。
しばし、彼女は洞窟の床に座り込んだまま、部屋に散らばった服の残骸を見下ろしていた。
ウサギ「わ、私の服が!」
ウサギ「いやぁぁぁぁぁ!」
ウサギ「どうしてこんな事に・・・」
とても恥ずかしがって、彼女は自分の手で自身を覆い隠そうとしている。
ウサギ「ここまでやる必要なんて無いって分かってたでしょ、もう!」
ウサギ「わ、私はあなたを止めなきゃいけなかったし、でもあなたは出さなくても良い馬鹿力を出すし・・・」
ウサギが鼻声でやってきた。
セリの表情は不安に沈んでいる。
セリ「すまない、だが必要な事だったんだ」
セリ「お前が通してくれれば、こんな事にはならなかったんだ」
ウサギ「あ、明らかにあなたの勝ちだわ・・・」
ウサギ「でも、私の服まで壊すなんて・・・」
ウサギ「迷宮のご主人サマはもう何か月も新しい服をくれてないのに・・・」
ウサギ「彼女は上層階の私たちにとって重大な意味があるわ」
セリは私の方を振り返る。
セリ「最初の階層だというのに、もう私は悪役みたいだな」
彼女は重い溜息をついた。
セリ「私たちが彼女の為に何かしてやれる事はあるか?」
ヨミ「絶対に」
私は落ち込んでいるウサギの方へ歩いていく。
彼女は涙目で私を見上げた。
ヨミ「よし、おいで」
ヨミ「全て上手くいくじゃろう」
私は優しく彼女の頭を撫でた。
彼女は少し困惑しているようだ。
ウサギ「こ、これは・・・」
ヨミ「階段を上って私の宿屋の主人に話してくれ」
ヨミ「彼女がお前に新しい服を用意してくれるじゃろう」
ウサギ「で、でも私が持ち場を離れたらご主人サマがお怒りに・・・」
ウサギ「そ、それにあの人はほんっとうに怒ると怖くって・・・」
ウサギ「ま、待って、とにかくあの人は怒ってるはず・・・」
ウサギ「私は、あぁ、困ったなぁ・・・」
ヨミ「お主が戻らなければならぬという事もなかろう」
ヨミ「あやつらにお主を狩る事などできまい」
ウサギ「ほ、ホントに?」
彼女の瞳は希望に満ちている。
私の確証を熱心に待ちわびている。
ヨミ「そうとも、さぁここから出ていくのじゃ」
ウサギ「で、でも・・・あなたはそれを止めるつもりなの?」
ヨミ「それが我々がここに居る理由じゃからの」
ヨミ「私には貧しき小さな魔物に行われている不行き届きを許す事などできん」
ウサギ「あ、ありがとうございます!」
ウサギ「ここで最善を尽くしてください!」
彼女はすぐに、私が予想していたよりも遥かに素早くこの場を離れた。
ヨミ「よくやったな、セリ」
ヨミ「おぬしの初陣はおぬしの勝利じゃ」
セリ「これは長い冒険の単なる一歩に過ぎない・・・」
セリ「しかし、彼女は私の想定より遥かに手強かったな」
セリ「これがお前の言っていた『力を吸収していた』と言う事なのか?」
ヨミ「そうとも。私から力を盗み取り、迷宮の魔物たちで分け合っているんじゃな」
ヨミ「我々が生き残るつもりなら、できるだけ多く取り戻さねばならぬじゃろう」
ヨミ「私の力はお主にも流れておるからの、セリ」
セリ「そうか・・・私は自力で戦う方が好ましいのだが・・・」
セリ「できる限り、恩恵に授かろうじゃないか」
sakura dungeon の意訳でもすんべや(´・ω・)その5(2018/08/14 ランダムエンカ2篇その他)
ゲーム自体の現在の進捗は地下2階のボスを倒した所までデス。
和訳に関するご指摘・ご助言をお待ちしております。
――ランダムエンカウント1回目――
⇒戦闘メニューでは、戦闘中に追加行動を実行できます。
戦闘メニューを開き、右クリックかRキーを押してください。
設定にてスキップの他、自動戦闘や退却があります。
逃走確率は、あなたのAPと、戦闘であなたが費やしたターン数に基づいて算出されます。
より多くのAPを持つことで、敵から逃げられる確率も向上します。
戦闘がより長引けば、逃走確率はより高まります。
以下のホットキーで、幾つかの行動を起こせます。
Aを押している間は自動戦闘が可能です。
Sを押している間は現在の戦闘スピードを上げられます。
自動戦闘時はAIが代わりに操作してくれる事を念頭に置いておきましょう。
AIが戦術的な行動を取る事はありませんので、難しい戦局では使用しないでください。
――イベントマスその1(1階入ってすぐ)――
ヨミ「セリよ・・・」
ヨミ「私たちがこれから歩みを進める前に、おぬしの同意を得ておく必要がある」
セリ「一体何のことだ?ヨミ」
ヨミ「私はおぬしが今の境遇を歓迎しておらぬ事は分かっている・・・」
ヨミ「じゃが、私はより多くの手下を確保する必要があると危惧しておる」
セリ「だからお前は私にあいつらを捕らえて欲しいというんだな?」
ヨミ「その通りじゃ」
セリ「私は基本的には同意しかねるが・・・」
セリ「私たちにはできる限りの協力者が必要だな」(協力者⇒仲間?)
セリ「それで、お前は私に何をして欲しいんだ?」
ヨミ「おぬしには捕縛用呪文の使い方を教えよう」
ヨミ「私は私の魔力を介して直接おぬしと繋がっておるから、ごく簡単な作業の筈なのじゃが・・・」
セリ「よし、わかった。教えてくれ」
⇒セリは捕縛アビリティを習得した。(捕縛技術とか、捕獲技術とか。)
⇒ダンジョン内でランダムエンカウントとして遭遇する魔物は捕まえる事が出来ます。
魔物を捕らえると、彼らは町の牢屋に転送されます。
もしあなたが彼らを仲間に加えたいのであれば、捕まえた魔物に会いに行く必要があります。
魔物を捕らえるには、十分なダメージを与え、捕縛スキルを命中させて倒さねばなりません。
理想的には、1撃で捕まえられるまで弱らせるべきでしょう。
この方法で全ての魔物を捕獲できるわけではありませんが、それらの魔物を集めるには別の方法があるのかもしれません。
捕縛呪文は術者のレベルが魔物よりも高くなければ捕らえる事はできません。
――タル――
セリ「タル、か?」
ヨミ「破壊すべきじゃな」
セリ「何故最初からそう決めつけるんだ?」
ヨミ「おぬしは知らんじゃろうが、樽の中には何かが隠されているかもしれんのじゃ」
セリ「そうなのか」
彼女はタルに剣を向けると、タルを粉々に打ち壊した。
その破片の中で何かが光っている。
ヨミ「マナの欠片、5つじゃな」
ヨミ「手始めとしては悪くなかろう」
セリ「マナの欠片?」
ヨミ「そうじゃ。この小さな欠片には魔力が込められておる」
ヨミ「とても便利な代物だと、言えるじゃろうな」
セリ「・・・承知した」
彼女は欠片をつかむとベルトに付けたポーチにしまった。
⇒ダンジョン探索を進める中で、壊して開ける事で財宝を得られる物に遭遇することがあるでしょう。
その物体と接触して、前進するか、それをクリックしてください。
マナの欠片はこのダンジョンにおける主要な通貨です。
これらは魔法の道具の作成や装備の修理費の支払いのために用いられます。
――2回目のランダムエンカウント――
⇒あなたは戦闘の最後に、経験や経験値(XP)を獲得しています。
XPは3つの方法で得られます。相手への攻撃、相手から攻撃されたとき、又は敵を倒した時が該当します。
仲間が相手を撃破した時は、控えや街に居る者を含むすべての仲間がXPを獲得できます。
味方より高レベルの相手と戦っている時は追加のXPを得られるでしょう。より弱い相手との戦闘では、得られる経験値は減少します。
キャラクターが100のXPを得ると、レベルが上がります。
今日の夜勤明けは躁ですか。あーんもぅ(´・ω・)・・・
(免罪符にしちゃだめなんだけど)アスペ気味で世辞の聞き分け苦手やわぁ(´・ω・)
というか、日常会話でその辺をうまく使い分けてる人は常人の如何に関わらずすごいと思う。私は現在練習中。聞き分けがある程度まともにできないと、社会生活が実質的に上手くいかないのでしょうがない。そういう意味でも今の夜勤は毎日舵取りと匙加減の前後考察もできて良い職場です。一応慎重に行動してるつもりなんだけど、どこまで功を奏しているかの確認は(特に異性に対しての)言葉遣いを間違えると事故るのでデキマセーン!
一番職場で起こしちゃいけないトラブルがMOBが周囲を巻き込む恋愛系だと思うので、「好きでもないMOB(私)から言い寄られた(と相手が感じてしまった)時に主人公(職場の人)がどう迷惑被るか」という観点で少女漫画を漁っているわけなのですが、色々振り返りながら読みふけっていると面白くて困ります。ハレグゥの作者さんである金田一蓮十郎先生のライアーライアーとか、ゆうべはお楽しみでしたねとか本当に面白い。この人元(ハレグゥで知った頃)から上手い方なのは知ってますが、パースもしっかりしてるし線の簡略化もなんだかんだ神懸ってるし、多分衣服のセンスも良いしでなにこの人スゲェ、そして面白い、という感想しか出てこない。
そして本来の目的を見失っていないか時々悩んでたりしますが、あれだよ、職場の人に掛ける善意(と自分が思っている物事)の比重が重すぎて大体引かれるから、引き際をどこか見極めたいだけなんです!この辺誰もハッキリ言ってくれないからいつも怖い!みんな察したり、配慮したりで上手く回してるんだろうけど、自分には定義の根拠となる足りないサンプルをちょこちょこと拾うのに少女漫画が便利だったんです!
今月は、
1.ダンジョン飯(6巻、4月13日発売)
2.かぐや様は告らせたい(9巻、4月19日発売)
3.コレットは死ぬことにした(10巻、4月20日発売)
この3作品は確実に買う予定。コレットさんは良い話が多いし、かぐや様はかぐや様で色々とヒロインが迷子になってる感じがニヤニヤ出来て堪らないし、ダンジョン飯は妹のファリンがどうなったのか超気になるしで結構楽しみ。
・・・というわけで、今日の夜勤明けは色々と躁(ハイ)な感じになっております。
コレとアレを大体数日で往復するので非常に疲れます。キリキリマーイ。
街コン初体験で自分は本質的に失礼な奴だと再認識した(´・ω・)
思いつきとノリで街コンの参加予約を入れる。
↓
試しに街コンに行ってみる(夜勤明け。これだけじゃないけどこれも良くない)
↓
なんか適当に話してみる。
はじめて行ったのに最初に自己紹介をして人柱役を買って出たりしてみる。
(一番手とか慣れててもやりたいと思える人自体そう居ないのと、誰もやりたくない役回りを引き受ける事自体はDestinyのレイドとかで慣れっこ)
4:4卓ごとに各テーブルをローテーションでシャッフル
適当とはいえまともに話した相手は10人程度。
(10分~15分でシャッフルされる形式だったので、よく考えたら中々覚えられない
&覚える方法を構築できてない時点で深追いするだけ無駄だったりする)
↓
形式上の流れでLine交換そのものは10人単位でしてもらう
(実際ほとんど覚えきれていない時点でかなり失礼)
↓
登録時点でよろしくメッセをもらった(時点できちんと相手を認識すべきではあった)
人と幾つかメッセージを交わす
↓
実は相手が律儀な事に多少なりとも覚えてくれていたことが判明し、狼狽する
↓
覚えていない事があからさまにバレる内容のメッセージを送って未読放置を有難く頂戴する
↓
過失割合を考えると自分の過失100%でクッソ凹んで割と眠れずに記事を書く
元々スーパーで人の顔と名前すら一致させるのが苦手なのに苦手分野に飛び込む馬鹿がここにいるんだよなぁ・・・(´・ω・)
というか、日常会話自体は幾つかのジャンルで場を流せても、上っ面過ぎてダメダメですね。
本質的に無責任で失礼な対応ワースト10に入ってそうな言動でございました。
なんだかんだで数十人の前で朝礼挨拶なんかは正社員だった頃にやってたので、挙動不審になる事自体はまず無いものの、それ以上にはつながらない。あくまでその場の逢瀬で喋るのに無難な程度。
色々と理屈ではわかっていても、結局実践できていなければ本当に無駄ですね。
ただ、少なくともガン無視を食らうほど手ごたえが無いわけでもない事は収穫だったかも。
この辺は今の職場での練習が活かせていたのだと思いたい。
要は当たり障りのないただの会話レベルはなんとかなってる、はず。
教訓:まともに関係を繋ぎたいなら人の話くらい覚えましょう
シャッフル系なら的を絞って覚える努力はすべき(多分普通の会社員はやっている)
少しでも興味を持てた相手に対するフォローがそこはかとなく雑だった
礼には礼を以て接すべし(徹底するのはかなり難しい気がする。今回は後の祭り)
少数相手なら大分マシにはなってもマダマダやなと思いつつ、興味深い一日でございました。
でもまぁ、月イチくらいの感覚で参加する分にはかなり面白い場だなと思いました。
・・・このスタンス自体が他人様を舐めてるんじゃないかと思った(´・ω・)
嫌われる勇気、読了しますた(´・ω・)_...ξ
思いのほか街コンやらなんやらの最中に取った行動の傾向などを分析しつつ、日常の中で次に活かすとすればどうするか、といった事を考えながら読んでおりましたが、実に勉強にも参考にもなる内容でした。
というか、ある程度フラットに物事を見返せるような精神状態でないと読んでもあまり意味がないので、実際に読むまでに間が空いてしまいました。また、ご紹介いただいたMugi_VeH様に感謝を。
お水、少しは飲めたと思います。
ちなみに、街コンに行ったのはタイトルの書籍を読む前です。
そして、行動分析はタイトルの書籍一巡後に行い、街コンを題材に書き進めました。
今回は街コン特有の、群衆における「わたし」の行動心理、かつ自分以外の全員が全くの他人(可能性としても未知に近い)であり、更に分かりやすくほぼ全ての人が事を進められる速度は違えど出発点はほぼ同時という環境だったので、読み進めるうえでのサンプルとして相性も非常に良かったと思います。
この本のおかげで、今日は片道40㎞程度離れた場所に異動になって久しく会っていなかった方に挨拶に行けました(冬場のバイクで100㎞弱はかなり厳しかったのもありますが)。その会話においては、自分がこれまでに取ってきた行動によって一定の信頼も得られているのだな、という実感を得られた事は大きな収穫だと感じました(要は相手からの心象に不安・不信を抱いていた)。
自分の場合は、「なるだけミスや敵対関係が生じない様に」という観点において、場合によっては身を切って行動していたこともあってか、「パッとしない(うだつの上がらない)奴」という評価を受けない限りは概ね好意的に見られている事が多いように思います。しかしこれはある種不信感による保身が主であり、「他者貢献」にまるで届かない行動原理によるものです。要は「嫌われない様にする」為の行動で、その基準を他者に委ねているだけです。
1年でぶっ壊れたので、実質短い期間しかなかった正社員生活の中でも、パートさんから「あなたは情報をぶん投げて周りがどう動くか様子見してる」とか言われた事もありますし、元々人の顔色を変に伺って生きてきたので、それも当たっていました。正直小さな頃から「どう反論されるか、言葉で叩き伏せられるのか、議論の余地はないだろうし・・・」と言葉が出なくなる方向でしか物事を考えていなかったので、本当に必要な場面で口を開く事には今でも相当なプレッシャーを感じます。ただのお客様からの軽微な電話応対ですらそうです(今は幾分か緩和されましたが)。
よって、大方は自分の可能な範囲で「どう報いるか、その可否(難易度)はどうか」という点でしか物事を考えていない部分があります。ただ、この方法だと本当に何も残る気がしないし、「鏡」のようでいて、すべてにおいて受動的に振り回され続けるだけです。もしそれが「相手」の許容範囲から不足するようだと、「わたし」の観点からは「裏切られた」と傷ついてしまいます。それを原因論的に捏ね回して足かせを増やしていくという作業を延々繰り返している印象は内心でも抱いていました。あと、この生き方だと全ての物事に対しての印象も感想も、感慨すらも希薄化されるので、必要な労力が相対的に少ない以外の利点が一切存在しません。
で、街コンです。街コンにおいて「鏡」で居たとしても時間と金の無駄なので、自分以外の「人」を偵察・観察し、サンプルを回収するという目的の下に参加した、というのが当初の理由です。勿論下心が無いわけではありませんが、「居たら?」という程度の話でした。
この時の状況をタイトルの書籍によるところの「アドラー」的な考え方をするならば、この場に集まっている(いた)のは男女問わず、大局的な目的は概ね類似したものであり、それぞれの経験の違いにより歩く速度は違えども同じタイミングで出発した者たちの共同体だと言っていいんじゃないかと捉えます。しかもこういう場というのは「上手くいっていない」という内在的な問題を抱えていて、問題そのものを自発的・受動的かはともかくとして認識したからこその集まりです。勿論他の「個人」と競合する可能性も考えられますが、それについても捉え方を変えれば心持も変わるでしょう。また自分も含めて皆、羊みたいなものですから、その場での共同体内における社会的な協調性の定義は「公序良俗に反するようなトラブルを起こさない事」、この一点のみです。
ファイナルファンタジー10をネトゲ風になぞらえた考え方をするならば、ナギ平原というマップIDに男女あわせて60人程度が居るとします。この時、ワールドマップから見れば「ナギ平原(60/60)」というような表現になるので、まるでそこでは既に過当競争が勃発しているようにも見えます。ただ、実際にはその広大なフィールドマップ上にそれぞれの「わたし」という拠点が60個あるような状態で、狩りや探索に出る場合は管理官の指定の下に一定の基準でもってエンカウントするわけです。主体的にターゲットを絞れば、例え方はともかくとして、よりピンポイントに希望のネームドモンスターを発見できるでしょう。場慣れしている人ならさっさと照準を据えてしまうのでしょうが、さすがに私の経験値だと学習するのに今回を全て使い切ってしまいました。その為、ある種の教訓に近いものとしての扱いになります。
そして、一定の基準に基づく狩場の移動を要求されること数回の後に、「最後は自由に動いて結構です。できれば話してない人と話してみてください。あとミニゲーム云々(今考えるとコミュ障・シャイな人々の為に用意された参入障壁緩和策っぽいなと感じました)も用意してありますのでどうたらこうたら」と『ルール』を説明されます。
これ、よく考えたら「フリー」と明言されている時点で、その後のルールは義務でなければ無視しても構わないのだな、とも取れました。しかしその事実に気づいたのは帰宅途中であった為に経験点的にも非常に惜しい事をしています。ノーリスクで踏み込む機会を得るためには、私の場合はまたコストを掛けねばならないのですから。皆が同時に歩き出せる環境になった時点で、場慣れした人なら既に目標地点に向かって歩き始めています。私は一旦俯瞰する為に輪の外に出て、少し眺めることにしました(ここで概ねオワタ)。そして原因論に基づいて考えた結果として、「これ以上干渉するのは無理だ。この場に興味はなくなった、飽きた」という言い訳(負け惜しみ)をでっちあげました。要は「行動を起こさない理由をねつ造した」わけです。この行動は優越コンプレックスだったかに該当するでしょう。ちなみに、帰宅途中にたまたま同グループで随伴していた男性参加者と少し話しましたが、客観的に考えると私についても、彼についても突っ込みどころ満載でした。これについては後述します。ひとまず結果としては、「(物理的な)収穫なし」となりました。
では、もし「次があるのならどうすべきか」を考えるべきです。また同じように歩いても「この会場とシステムは自分には合っていなかった。自分に合ったシステムならもっとうまくやれるはずだ」と参加する度にコンプレックスを持ち出すばかりで意味がありません。おそらく10万円や100万円投資したとしても、価値を見いだせないままになるでしょう。得られた、或いは与えられた結果の中から次の一歩を『気軽に』こなせるような分析と把握をすることが大切だと感じ、この辺りで『嫌われる勇気』に手を出してみようかと考えました。例えば、就活で企業にフォーカスを当てて行っている傾向と対策を、「わたし」に切り替えたのだという見方なら無理はない筈です。
ただ、分析を行うにあたっては『主観(わたし)』の存在は中々に曲者で、全ての原因・結果に対する評価に大小様々なベクトルを加えてしまいます。ここで必要なのは、「今この点に居て、次の一歩はどうすべきか」を考える事なのに、「昔あぁだったから次もこうなるだろう」という線や情景を描く事に夢中になりがちです。そして多くの場合はその線や情景のイメージが強烈な為にそちらに引っ張られる事になります。これでは「今を精一杯生きた」事にはなりませんし、私もそうは評価できずに何度も苦しい思いをするでしょう。ここで、前述の『突っ込みどころ』について考慮する必要が出てきます。
『突っ込みどころ』とは何か。それは「その場で得た主体的な感想・感覚、或いは琴線に少しでも触れたものを無視して、形式に流される事を望んだ」事だと考えました。何故なら、「わたし」にも随伴した男性の「わたし」にも、それぞれ別個の興味・関心を抱いた相手がいた、という純然たる事実を軽視していた為です。しかも都合の良い事に、その対象は異なっていたわけですから、相互に「競争」や「勝負」になる心配すらありません。それなのに、「わたし」は会場のシステムに乗っかる事で「作業に追われる」という理由をでっちあげ、彼のなかの「わたし」は筆者に随伴した方が無難・安心だ(と考えていたと思われる)と考えて随伴という「作業に追われて」、ある種共通の『言い訳』に自ら進んで囚われていました。これを言い換えるならば、私は変化を求めたのに土壇場の挑戦に恐れ、彼は変化を求めたのに「孤立」を恐れたとなるでしょう。リスクはその場限りなのに、です。
私は元々の気質を考慮するならば、そもそも人込みを掻き分けて目的に進むより、隙間を縫っていくか、人込みに入る事自体を『避ける』事の方が遥かに多いと自覚しています。こればかりはそう簡単に是正・改善できるわけでもありません。ならば、「人込みを掻き分けなければ」気質に背く事も少なく、次の一歩のエネルギー効率も大きく改善されるでしょう。となると、社会や共同体、集団の中で採るべき行動はたったひとつ、「誰よりも早く行動するor誰よりも遅く出発する」事です。後者は街コンという場においては無駄極まりないので前者一択となりますが、これで「わたし」の気質を原因とした障害の多くは解消されますし、おそらくそちらの方が『気楽』です。「わたし」にとっては。
この時に、随伴していた彼だったり、直前に(形式上は)話していた女性の事といった『後顧の憂い(やらないのに足る理由)』を除外できれば、おそらく「わたし」は次の『点』から次の一歩を探すことができるでしょう。ただし、元々世話焼きの性分「なので」、できれば随伴していた彼と「仲間」であることができるなら、「自立」した行動を取ってくれるだろうという信頼関係を築きたいものです。「彼」は最終的に信頼できる人物だと考えているので、こういう結論を出しています。
これで主体的に会話できるようになれば、おそらく受動的に「〇〇してもらったから××するのだ」という倒錯と、『見返り』を渡すために嘘をでっちあげるような、無駄でありながら受動的な手間を掛ける必要はほぼなくなるはずです。街コンに限らず、次の機会を得たときは、このことを振り返って新しい『点』から次の一歩を探せるようにしていく「わたし」が、少なくとも今の「わたし」に居ます。
ひとまず、現時点で『嫌われる勇気』を一巡して得られたのはこういったものでした。それぞれの部分で誤った解釈をしている可能性もありますが、紹介していただくという「水場への誘導」に対して、「水を飲む」という行為に、少なくともいま、2点において至れたのは紛れもなくこの方のおかげです。この場を借りて、重ねて御礼申し上げます。
GWは東京に遊びに行ってきます(´・ω・)b
つっても3日間だけどな!
DESTINY繋がりのフレさん達と遊んでくる予定。
株価1100円くらいの時からお世話になっておりました(買っとけという兄のお告げ)、
ありがとうビックカメラ2単元、
さようならビックカメラ2単元(12万円ちょいの儲け)。
あと、『嫌われる勇気』を読んでなかったらこのGWも、また何のイベントもなく終わっていたことでしょう。超感謝。普通の人からしたら些末なレベルの伝える努力なんですが、もうほんとどうしようかとてんやわんやでございました。ていうか本当にこのまま何故か気まずくて連絡を取らないまま勝手に私が消えてた可能性すらありました。
嬉しくて小躍りするとかここ数年どころでなく、ほぼ全くと言っていいほどそんな機会はなかったので、とりあえずはしゃいでます。これから夜勤の為に仮眠を取るのに眠れるのかわかりませんが、頑張って寝よう!
sakura dungeon の意訳でもすんべや(´・ω・)地下1階までまとめ(2018/08/15)
全部で1万5千本以上の文章があることは編集できない翻訳データから把握しておりますので、気長にやってまいります。
地下3階途中まで進めてはいるので、次回は地下2階のまとめを作成します。
私の英語力は割と大雑把かつクソなので、「このイディオムはこんな読み方しねーよ!」とかありましたらコメントをよろしくお願いいたします。
作業環境・手順は以下のように流しております。
ゲーム:GPD Win2
意訳等書き込み:Boox Note
翻訳関連:google翻訳その他
1.GPD Win2で遊ぶ(大体8時間程度はもつので)
2.一目で分かるものは適当に和訳・意訳
3.ダメそうならgoogle翻訳から
4.google翻訳でもおかしい場合はイディオム確認・修正
5.現在の意訳
上記のような具合です。
難易度選択
ノーマル:
Sakura Dungeonの標準的な難易度です。衣服の破損は町に戻る度に自動的に修復されます。
ハード:
挑戦を楽しめるプレイヤー向けです。あなたの敵は強くなり、衣服も自動で修復されません。
深淵:
このゲームを長時間遊んだことのあるプレイヤー向けです。あなたの敵はより強く、戦闘で得られるお金も半分になります。
シーン:0
「ふぅ、この長い夢もようやく終わるのか」
「私に何が起きたというのだろう」
「どのくらいの時が過ぎたのだろうか?」
「私には知る由もない」
「しかし・・・長い間目を覚まさなかったと言う事だけは言える」
「それは確かだ」
「私は振り返り始める。」
私は今――
シーン:1
大きなあくびを口から漏らしながら、周囲を見渡した。
私は寝ぼけ眼を擦り、ぼやけた視界にゆっくりと焦点を合わせた。
ヨミ「実に良い眠りじゃった」
ふと、私は部屋に誰かが立っている事に気づく。
セリ「貴様!魔物か!」
銀の鎧を着た女は剣を私に向けた。
彼女は無礼だ。私はたった今目覚めたばかりだというのに・・・
セリ「貴様に挑む!」
私は彼女から少し注意を逸らした。
私の背後を見ると、中心に水晶のある社が見える。
奇妙な水晶を叩くと、私の指が痺れていくのを感じる。
ヨミ「申してみよ、おぬしはどうやってこの部屋の中にいるのじゃ」
セリ「何?」
セリ「私がパズルを解いたら霧の中から出てきたお前と出くわしたのだが・・・」
私はパズルに封印されていたらしい・・・
私にはこのパズルがどう機能しているのか見当もつかないが、
この娘はこのパズルを理解できたのだ。
セリ「だが、それだけで十分だ!」
セリ「私にはお前が何者なのか分からない・・・」
セリ「しかし、私は貴様を討ってみせる。」
ヨミ「ほぉ、ならばおぬしは冒険者なのじゃな?」
私は彼女を上から下まで見回す。
彼女は私の「タイプ」だ。
彼女は明らかに厳しい訓練を受けていたと言えるだろう。
全ての所作は正確で、かつ効率的だ。
セリ「我が名を知るが良い、狐・・・」
セリ「我が名はセリ、冒険騎士だ!」
ヨミ「おぬしが冒険者であるのなら、おぬしにとってまったくもって新鮮な出来事じゃ、のう?」
セリ「お前が何を尋ねているのか分からないが、そうだな」
ヨミ「冒険者よ、答えよ、イシス女王の領土はいつ砂丘に消えたのじゃ?」
彼女は私を見て、唖然とした。
セリ「何?何やら奇妙な問いかけだな。」
セリ「神話の時代、数千年とまではいかないが、数百年といったところだ」
ヨミ「ほう」
ヨミ「なるほど、しばらくじゃな」
数百年か・・・
ヨミ「私が眠りこけている間に何が変わったのだか・・・」
セリ「貴様、ここに私がいるのだぞ?!」
セリ「侮辱するなぁぁ!」
彼女は持つ刃を弧を描くように振り下ろす。
私は横に跳び、完璧に避けてみせた。
セリ「・・・」
彼女は私の立っていた場所を見る。
セリ「どうして・・・そんな速く・・・」
ヨミ「ほう」
ヨミ「我の力・・・見誤ったようじゃな」
私は周囲の部屋を通じて魔力の波動を感じる事が出来る。
私の魔力は眠っている間、吸い上げられていたようだ。
これは・・・よろしくない。
私が街に戻ったらそこであったろう事について根掘り葉掘り聞いてやるつもりだ。
しかし、私にはまだ自力でこの冒険者から身を守る程度の力が十分にある。
彼女は柄を両手で握り締め、再度斬りかかってくる。
ヨミ「それをやめてもらえんかのう?」
幾度となく、彼女は振るい続けた。
彼女は素早い、とても素早いが、それはあくまで人間としてだ。
私を捉えられる程のものではない。
セリ「そんな、貴様がこれほど速く・・・」
ヨミ「何故じゃ?」
セリ「貴様・・・お前にだけできるはずが・・・」
セリは慄き震えている。
セリ「畜生・・・」
しばらく私を無視して、セリは己が背後を顧みる。
セリ「いや、退くわけには・・・」
セリは自分を叱咤する。
セリ「私は、魔物と遭遇しているんだぞ!」
彼女は私に詰め寄り、乱雑に剣を振りかぶった。
私にはこれで十分だ。
私の手の中では、球体の水が回転している。
手から放たれた球体は冒険者の胸部に命中した。
その力は、彼女を向かいの壁まで吹き飛ばす。
彼女の鎧は砕け散った。
ゆっくりと歩み寄り、彼女が倒れ伏す辺りを眺める。
彼女は立ち上がろうとするが、それだけの力は残されていない。
だが、恐れている風でもない。
実際、彼女の私を見るその瞳には死が映し出されている。
セリ「そうか・・・」
セリ「これが最期か・・・」
セリ「私はこの日が遂にやってくる事を知った。」
苦痛にゆがむその顔は、力強く笑っていた。
セリ「そうだな・・・お前は私の最後の相手だ・・・」
セリ「できれば私の・・・最期の願いを聞き届けてはくれないだろうか?」
ヨミ「おぬしは何か勘違いをしておるようじゃがの」
この娘が敵対的であったとしても、
私は彼女の終わりを望んでなどいない。
私の唇からは、古い言葉が紡がれていく。
魔力は部屋を巡り、ゆっくりと回転しながら騎士へと降り注ぐ。
セリ「待て・・・」
セリ「何をしている・・・?」
最期に私は呪文を終え、魔力は霧散した。
ヨミ「来るのだ、起きよ。」
セリ「何?できるワケが――」
彼女の体が反応し、直立した。
セリ「・・・?!」
セリ「何故だ・・・私の体が言われた通りに・・・」
セリ「お前は私に何をしたんだ・・・」
ヨミ「すまんのう、呪文が正確に機能するか試させてもらった」
セリ「呪文だと?!何をしたんだ?!」
ヨミ「束縛の呪文をな。お主と私との間に魔法の契約を交わした。」
ヨミ「これから数日、おぬしは私の僕で、私がおぬしの主じゃな。」
ヨミ「おぬしは私を『ヨミ』と呼ぶが良い」
ヨミ「私の最後の力はこの呪文に込めたからの、精々頼りにさせてもらうぞ、セリよ。」
セリ「私が、お前の、何だって?!」
セリ「すぐにこの呪文から解放しろ!」
ヨミ「すまんのう、私にもその呪文は解除できんのじゃよ」
ヨミ「まずはじめに、我々にとって安全な場所を確保せねばなるまいな」
ヨミ「私の手持ちを見てみようかのう・・・」
自分のポケットの一つを確かめ、それを見て顔がほころぶ。
ヨミ「あったあった、これじゃ。」
騎士の腕をしっかりと掴む。
セリ「どうするつもりだ?!どこに行こうと言うんだ!」
ヨミ「3、2、1・・・」
私のローブの中にあったワープストーンが共鳴した。
その瞬間、部屋に立っていた私たちは・・・
次の瞬間には、私の故郷に立っていた。
――たぶん以下までシーン1――
セリ「・・・」
セリ「ここは?」
ヨミ「どこか安全な所、じゃな」
セリ「この町は、私が早朝に発った町だ」
セリ「何故ここに、この場所全てがそうなのか?」
ヨミ「ほう・・・、まだ幻惑の呪文が機能している事が分かれば良いか」
セリ「幻惑の呪文だと・・・?」
セリ「理解できない・・・どの意味で言っているんだ・・・」
セリは肩を落として困惑している。
セリ「確かに安全な場所だろうが・・・」
セリ「お前にとっても、という意味なのか、狐?」
セリ「ここには人間が居る。だからここはお前にとって安全だ、とは言えないんじゃないか?」
ヨミ「全てでは無い、がな」
ヨミ「私は自らこの町を治めておった」
ヨミ「我々には迷宮の入口を隠す必要があったしの。だからこそ、これが解決策というわけじゃな」
セリ「迷宮の入口だと?」
セリ「待ってくれ、お前が私に言っているのは、お前がその・・・」
ヨミ「迷宮主ではないかと?」
ヨミ「そうじゃ、少なくともな」
ヨミ「しかし・・・私はそれがもはや事実でもないようだと見立てておる」
ヨミ「私と迷宮との繋がりそのものはあるようだがな」
ヨミ「だからこそ、これは唯一つの事を意味しておる・・・」
ヨミ「私は奪われたのじゃ」
セリが疑わしげにこちらを見つめている。
セリ「その様な事が?」
ヨミ「時折な」
ヨミ「おぬしはあそこの魔物を殲滅する為におったのじゃろう?」
セリ「あぁ、そうだ・・・」
セリ「しかし、私は無残にも敗北を喫した」
ヨミ「それは良い事じゃな」
ヨミ「我々の目標は同じじゃ」
ヨミ「とにかく、私はいたずらにおぬしらがうろついておるのは好まぬ」
ヨミ「共に片付けようではないか」
私は彼女と共に宿屋に向かった。
――シーン2:宿屋にて――(イザベラの言葉遣いはもう少し平易な方が良い気もする)
私が足を踏み入れると、皆が静まり返る。
誰もが席を立ち、入口に殺到する。
その中でも一人ひと際目立つ者がいた。
他でもない、イザベラこそが、私の宿屋の女将なのだ。(女将⇒主人の方が適切?)
イザベラ「私の、謙虚なるご主人様、なのですか?本当に?」(謙虚で良いのか。敬虔とか)
イザベラ「本当?ホントにホント?」
ヨミ「他に誰がおるというのじゃ、イザベラよ」
宿屋には歓声が溢れた。
ヨミ「皆の者、待たせてすまない」
イザベラ「あなた様に何が起きたのか存じませんが・・・」
イザベラ「ある日、あなたは此処に居らっしゃったのに・・・」
イザベラ「いつの間にか、姿を消してしまわれました」
イザベラ「それも突然、どちらにいらっしゃったのですか?」
ヨミ「私はほったらかしの部屋に封印されておったのじゃ」
ヨミ「私はどうしてそうなったのか覚えてはおらぬが、私がそれを作動させたようでな」
イザベラ「承知致しましたわ・・・」
イザベラ「大切なのはあなた様がご無事だと言う事ですもの」
イザベラ「我らが迷宮の主様がお帰りになられて、嬉しゅうございます」
ヨミ「私もおぬしにまた会えて嬉しいぞ」
ヨミ「しかしな、一つ問題を抱えておるのだ」
イザベラ「承知しておりますわ・・・」
イザベラ「残念ながら、あなた様の不在を機に、他の何者かが迷宮をあなたから奪ってしまいました」
イザベラ「それを聞いて私は、とても落ち込みましたわ・・・」
セリは彼らをただ凝視している。
セリ「お、お前たちは皆、魔物だったのか・・・」
ヨミ「言ったではないか、幻惑呪文だと」
ヨミ「この者たちは今も従属下にあるからな、お主にもそう見えるのじゃ」
彼女はショック状態にあるらしい。
イザベラ「えぇ、そうですわ。私たちは早くからお仕えしておりました」
イザベラ「どうして、彼女はあなた様と共にいるのでしょうか?」
ヨミ「彼女たった一人で私を解放してくれたのだ」
ヨミ「だから私は、彼女に私の為に働いてもらう事にしたのじゃ」
イザベラ「それは人間を召使に据えると言う事ではありませんか・・・」
ヨミ「うむ、この娘との具合が良くてな」
イザベラ「彼女はひ弱そうですし・・・」
イザベラ「あなた様とは・・・不釣り合いだと存じますが――」
ヨミ「どうか、彼女の面倒を見てやってはくれないか」
イザベラ「問題ありませんわ」
イザベラ「私にはあなた様にお仕えできることが何よりの幸せですもの。謙虚なるご主人様」
彼女はセリを予備の部屋へと連れて行った。
イザベラ「あなた方に温かいお風呂をご用意致しますわ」
イザベラ「この鎧も修理して差し上げられます」
セリ「分かった・・・」
セリ「それが良さそうだ――」
温かな風呂と新しい服に着替えた後には、
セリ「お前の魔物たちの奇妙なもてなしだが・・・」
セリ「普通なら私が数百ゴールドは支払うべきものだぞ」
ヨミ「我らの周囲を見渡してみるが良い」
ヨミ「これからはな、セリよ――」
ヨミ「おぬしがここを好きになれぬのは承知しておるが、我らはこれから共に行動せねばならん」
ヨミ「おぬしは迷宮を片付けたい。私は迷宮を取り戻したい」
ヨミ「私は協力自体無理な話だとは思っておらぬが、おぬしはどうじゃ?」
彼女はしばし沈黙した。
セリ「魔物の為に働くなど、全く馬鹿げていると思ってはいるが・・・」
セリ「私をここに留めているお前の呪文に対して為す術がない事は理解している」
セリ「そしてお前は言ったじゃないか。私たちの目標は分かち合えると」
セリ「この迷宮を支配している魔物を撃破する為に」
セリ「だから、私はこの状況を変えられない事に対して憤っているわけじゃないんだ・・・」
セリ「受け入れるさ・・・破格、だからな」
ヨミ「それを聞けてとても嬉しいぞ、セリ」
ヨミ「おぬしは迷宮での経験も豊富なようだし、おぬしの専門知識が役に立つと確信しておる」
セリ「はぁ・・・、お前を怒る気にはなれないな・・・」
セリ「私は長らく本物の挑戦というものをしていない、そしてそれが気掛かりだった」
セリ「おそらく、この経験は私に必要だったのだ」
セリ「時には、お前の誇りに一矢報いる必要がありそうだな」(そのうち、かな?)
ヨミ「今傷を入れる事は叶わぬし、おぬしにそれが出来るかのう?」
ヨミ「謙虚さこそ、自らを鍛える唯一の術じゃ」
彼女は苦笑いを浮かべた。
セリ「この訓練が別の方法だったら好きだったろうな・・・」
ヨミ「しかし、おぬしは言ったではないか、おぬしに変えられぬ状況について文句は言わぬと」
ヨミ「とにかく、我々が冒険を始めるには、おぬしに幾らかの間が要る事は私も分かっておる」
ヨミ「我々がここに持っておる設備は好きに使ってくれ」
セリ「感謝する・・・」
セリ「ちょうど飲み物が欲しいと思っていた所だ」
彼女は酒場を離れてうろついた。
私は興奮を抑えきれないでいる。
数百年というのは、物事を変えてしまうほどの膨大な時間だ・・・
そこらは全て新しい人間の王国となっておるかもしれぬ・・・
新たな魔物とも出会うじゃろう・・・
新たな食べ物も食べられるし・・・
まるで別世界に足を踏み入れたかのようじゃな。
私には封印されていた間が幸せだったとは言えないが・・・
この経験は大いに役立たせたい。
だからこそ、この先を見てみるとしよう。
――商店に立ち寄るシーンにて――
シャルロッテ「長らくお会いしていなかった方だわ」
シャルロッテ「あなたがお帰りになったと聞いても信じられなくて」
ヨミ「おう、ここに居るとも」
ヨミ「ならば、今日は何か面白い物を私の店主殿は分けてくれるのじゃろう?」
シャルロッテ「それが・・・」
シャルロッテ「新たな迷宮の主が継いでからというもの、私共は厳しい時を過ごしておりまして」
シャルロッテ「私たちは現在、特に強力な道具を作るだけの余力を持ち合わせておりません」
シャルロッテ「私にマナの欠片をお持ち頂ければ、幾らかの基礎的な物でしたら作って差し上げられます」
シャルロッテ「あなたを喜ばせるのに十分なものだと願っておりますわ」
ヨミ「それで充分じゃ」
ヨミ「お主はここをよく、きちんと維持してくれておった。それも数百年の永きに渡ってな」
ヨミ「私はおぬしを誇りに思うぞ、シャルロッテ」
シャルロッテ「あなたの優しいお言葉を聞けて良かったですわ、私の謙虚なるご主人様」
シャルロッテ「この箱に私が必要としていたものを保管しておりましたが、あなたにお持ち頂いた方がよろしいでしょう」
彼女は私の下まで歩き、私の手のひらに何かを置いた。
⇒ワープストーンを見つけた。
ヨミ「ワープストーンか、上出来じゃな」
ヨミ「感謝するぞ、シャルロッテ」
シャルロッテ「恐れ入りますわ」
シャルロッテ「マナの欠片をお持ち帰り頂ければ、より一層お喜び頂けるかと」
⇒今のショップには様々な品揃えがありません。
ダンジョンを進めるにつれて、より多くの道具を取り扱い始めるでしょう。
ダンジョン探索の間に頻繁に店に顔を出して、品揃えを確かめてみましょう。
――イザベラと話してみる――
私はイザベラと少し立ち話をしたが、共有できるような情報は特になかった。
また後で話した方が良いだろう。
――町で話を聞く――
私にはしばらく自由な時間がある。
我が従者を確かめるのも良いかもしれない。
おぬしの知らぬ所で、町では何かが起きているやも知れぬ。
常に地域の情報を最新に保つことは良い考えじゃ。
どれほどの間眠っていたかを考えれば、最近の出来事を聞ける事は嬉しい。
では、手始めに何をしようか・・・
⇒あなたのダンジョン探索が進むにつれて、町での出来事の記録を利用可能になるでしょう。
⇒これらの出来事を調べる事で、秘密が明かされたり、また特殊なイベントが開放されて読めるようになります。
⇒その為、ダンジョンから戻った際に幾つかのイベントを利用可能になる事がありますので、是非とも確かめてみましょう。
ふむ、確かに後で来た方が良さそうじゃな。
――ダンジョン入口――
私たちが門の方に歩いていくと、セリは不安を抱いているようだった。
ヨミ「どうしたんじゃ?」
セリ「あぁ、ここでの出来事から離れてみて・・・」(ここの訳が怪しい)
セリ「お前が初めて迷宮に潜る前からここまでの事を思い返してな」
セリ「そうか、私が潜るのもこれが2度目か・・・」
ヨミ「厳密にはこれが初めてじゃな」
ヨミ「私の封印されておった部屋は、本来の迷宮から切り離されておる」
セリ「・・・そうか」
ヨミ「とにかく、心配無用じゃ」
ヨミ「私の迷宮を取り戻すぞ」
――ダンジョン内にて――
迷宮に足を踏み入れると、空気に混じった土と埃の臭いを感じる。
幾つかの予備の松明で照らし出された暗闇が、私たちの前に広がっている。
ヨミ「おうちに帰っても良いのじゃぞ?」(意訳としてすら正しい気がしない)
ヨミ「だから、まだ始まったばかりじゃないか・・・」
セリ「ヨミ、ハッキリさせておきたいことがある」(日本語の語感的には名指しが先か?)
ヨミ「なんじゃ?」
セリ「共に行動するのであれば、私のやり方に合わせてくれないだろうか?」
セリ「お前はとてつもなく強力だが、私はお前がどれだけダンジョンを掘り下げたのかが分からない・・・」
セリ「だから、ここで私の経験を活かすのが最善だと思う」
ヨミ「お好きなように」
ヨミ「私はここでの案内を示すだけじゃな」
ヨミ「おぬしの取る道はおぬし次第じゃ」
セリ「私を奴隷にした奴とは思えない台詞だな・・・」
ヨミ「これは我らにとって必要な合意じゃな」
ヨミ「して、おぬしの提案とはなんじゃ?」
彼女は紙束と筆記具として何かの羽根を取り出した。
セリ「このような場所の案内は困難な作業だ」
セリ「お前の小さな足取り全てを地図に書き留める必要がある」
セリ「お前がついてきてくれないと迷子になるのはとても容易い」
ヨミ「よかろう」
セリ「とにかく、私が前に出よう」
セリ「では行くとしようか、ヨミ」
⇒ダンジョンの移動には、W,Q,E,A,S,Dと2キーを使用します。
Wで前進、QとEは左右への転回です。
Sは後退、AとDは真横に移動します。
又は、矢印キーでも移動可能です。
2キーを押せば、障害物にぶつかるまで前進するでしょう。
全ての移動は下に表示されているあなたの地図に記録されます。
忘れずに地図に注意を払いましょう。
これはこの先の冒険において不可欠なものです。
あなたは戦闘中以外であれば、いつでもゲームを記録できます。
戦闘に敗れてしまえば、そこでゲームは終了してしまいますので、小まめにセーブを作っておきましょう。
クイックセーブはF5キーを押す事で作成可能です。
最新のクイックセーブを読み込むにはF9を押してください。
私たちが前進を再開すると、私は暗闇で何かが動く物音を耳にする。
セリは即座に反応し、武器での攻撃準備を整えた。
少しずつ、私たちの敵がセリの燃え上がる松明の光の中に浮かび上がる。
ウサギ「やぁ、訪問者さん!」
セリ「ウサギの魔物・・・?」
セリ「ひ弱で有名な奴じゃないか?」
ヨミ「この迷宮の中では見た目が全てとは限らぬ」
ヨミ「こやつは私の力の一部を吸収しておる。無意識のうちにな」
ウサギ「ごめんなさい、でも、迷宮のご主人サマが訪問者をお許しになっていないのは明らかだし」
セリ「私もすまなかった。しかし、ここを離れるわけにもいかないんだ」
セリ「そこをどいてもらおう」
――戦闘パート――
⇒あなたは初めて戦闘に突入しました。
あなたの画面の左下隅には、行動可能な仲間とそのステータスが表示されています。
あなたの仲間のターンの時は、画面右側に表示されます。
その下に利用可能なスキルが表示されます。
どのスキルもAPを消費します。これは戦局が進むにつれてゆっくりと回復します。
全ての魔物は防御スキル――APの回復と攻撃に対する保護を行うもの――を持っています。
あなたの攻撃対象を選んでクリックしてください。
敵のステータスはキャラクター画像の上に表示されています。
仲間と敵の行動順が画面右上に表示されます。
あなたの仲間は枠が金色に縁取られ、敵は赤色の枠となっています。
それでは、ウサギの娘を撃破しましょう。(Bunny girlを何と訳すか)
ご武運を。
――戦闘終了――
⇒あなたは〇〇のマナの欠片を見つけた。
――初戦闘後の会話シーン――
セリの最後の一太刀が決まると、ウサギの娘はその力で吹き飛ばされた。
彼女の服は破れ、完全に露わになっている。
しばし、彼女は洞窟の床に座り込んだまま、部屋に散らばった服の残骸を見下ろしていた。
ウサギ「わ、私の服が!」
ウサギ「いやぁぁぁぁぁ!」
ウサギ「どうしてこんな事に・・・」
とても恥ずかしがって、彼女は自分の手で自身を覆い隠そうとしている。
ウサギ「ここまでやる必要なんて無いって分かってたでしょ、もう!」
ウサギ「わ、私はあなたを止めなきゃいけなかったし、でもあなたは出さなくても良い馬鹿力を出すし・・・」
ウサギは鼻声でやってきた。
セリの表情は不安に沈んでいる。
セリ「すまない、だが必要な事だったんだ」
セリ「お前が通してくれれば、こんな事にはならなかったんだ」
ウサギ「あ、明らかにあなたの勝ちだわ・・・」
ウサギ「でも、私の服まで壊すなんて・・・」
ウサギ「迷宮のご主人サマはもう何か月も新しい服をくれてないのに・・・」
ウサギ「彼女は上層階の私たちにとって重大な意味があるわ」
セリは私の方を振り返る。
セリ「最初の階層だというのに、もう私は悪役みたいだな」
彼女は重い溜息をついた。
セリ「私たちが彼女の為に何かしてやれる事はあるか?」
ヨミ「絶対に」
私は落ち込んでいるウサギの方へ歩いていく。
彼女は涙目で私を見上げた。
ヨミ「よし、おいで」
ヨミ「全て上手くいくじゃろう」
私は優しく彼女の頭を撫でた。
彼女は少し困惑しているようだ。
ウサギ「こ、これは・・・」
ヨミ「階段を上って私の宿屋の主人に話してくれ」
ヨミ「彼女がお前に新しい服を用意してくれるじゃろう」
ウサギ「で、でも私が持ち場を離れたらご主人サマがお怒りに・・・」
ウサギ「そ、それにあの人はほんっとうに怒ると怖くって・・・」
ウサギ「ま、待って、とにかくあの人は怒ってるはず・・・」
ウサギ「私は、あぁ、困ったなぁ・・・」
ヨミ「お主が戻らなければならぬという事もなかろう」
ヨミ「あやつらにお主を狩る事などできまい」
ウサギ「ほ、ホントに?」
彼女の瞳は希望に満ちている。
私の確証を熱心に待ちわびている。
ヨミ「そうとも、さぁここから出ていくのじゃ」
ウサギ「で、でも・・・あなたはそれを止めるつもりなの?」
ヨミ「それが我々がここに居る理由じゃからの」
ヨミ「私には貧しき小さな魔物に行われている不行き届きを許す事などできん」
ウサギ「あ、ありがとうございます!」
ウサギ「ここで最善を尽くしてください!」
彼女はすぐに、私が予想していたよりも遥かに素早くこの場を離れた。
ヨミ「よくやったな、セリ」
ヨミ「おぬしの初陣はおぬしの勝利じゃ」
セリ「これは長い冒険の単なる一歩に過ぎない・・・」
セリ「しかし、彼女は私の想定より遥かに手強かったな」
セリ「これがお前の言っていた『力を吸収していた』と言う事なのか?」
ヨミ「そうとも。私から力を盗み取り、迷宮の魔物たちで分け合っておるのじゃな」
ヨミ「我々が生き残るつもりなら、できるだけ多く取り戻さねばならぬじゃろう」
ヨミ「私の力はお主にも流れておるからの、セリ」
セリ「そうか・・・私は自力で戦う方が好ましいのだが・・・」
セリ「できる限り、恩恵に授かろうじゃないか」
――初捕獲――
ヨミ「よくやった!我らの初めての仲間じゃな」
セリ「あれが一つ目の方法か・・・」
セリ「だがお前の思惑通りにあのウサギはもっと使えるようになるのだろうか?」
ヨミ「おぬしはあのウサギを見くびり過ぎておる」
ヨミ「あやつらは私が北風の暴風吹き荒ぶ台地で見つけた特殊な種族でな」
ヨミ「まったく無害なようでいて、生まれつき風の素質を持っておる」
ヨミ「松明どころかおぬしもまとめて切り裂く事もできよう」
セリ「凄くタチの悪いウサギだな・・・」
セリ「あいつらを側に置いておくのもアリだな」
ヨミ「そうじゃろう」
ヨミ「この迷宮でおぬしが見かけても見落とさぬようにな」
ヨミ「それがおぬしに牙を剥いて返ってくるぞ」
⇒初めて仲間を捕まえました!
もし迷宮探索の仲間に加えたければ、
町へ引き返し、メインメニューの「捕獲した仲間と会う」をクリックしてください。
あなたの捕獲した魔物が加わってくれるでしょう。
――牢屋での面会(ウサギVer)――
留置場に近づくにつれ、そこから消え入るようなか細い鳴き声を耳にした。
私と戦ったウサギは私を凝視して、恐怖に包まれている。
ウサギ「わ、私を食べないで・・・!」
ウサギ「私はただ命令されていただけなの!」
ウサギ「ひ、人の来訪は認められていないんです!」
ヨミ「落ち着くのじゃ、ウサギよ」
ヨミ「私におぬしを獲って喰うつもりなど毛頭ない」
彼女たちは非常に気高い種族だ。(気高いではない気がする)
哀れな事に、おそらく半数は恐怖が元で死んでしまう。
ウサギ「で、でも、狐は危険なのです!」
ヨミ「本当じゃ、私はそんなことはせぬ」
ヨミ「もしおぬしを食べるつもりなら、とっくにやっておる」
ウサギ「えぇー!」
ヨミ「とにかく、私はおぬしに幾つか尋ねたい事があって来ておってな」
ウサギ「は、はい?」
ヨミ「私の為に働いてはくれんか?」
ウサギ「・・・あなたの為に、働く?」
ヨミ「そうじゃ、私の部下としてな」(下僕とか家来とか)
ウサギ「えぇっと・・・」
ウサギ「今の迷宮のご主人サマはとても意地悪だし・・・」
ウサギ「おっきな魔物は獲って食べるような目つきで私を見てくるし・・・」
彼女は恐怖に慄いている。
ウサギ「わ、分かりました。入ります。あなたが食べない限りはっ」
ヨミ「そんなことはせんと約束しよう」
ヨミ「私のかわいい部下はとびっきりのもてなしを受けなくてはな」
⇒ウサギの娘が仲間に加わった!(普段の呼称がbunnyなのでここではウサギの娘で良いか)
迷宮探索のパーティーに加えるには、メインメニューの「パーティー編成」ボタンをクリックしましょう。
――1階イベントその2――
セリ「・・・」
セリ「奇妙だな。ここに居る時は疲れを感じない」
ヨミ「魔物は傷や疲労からすぐに自然治癒してしまうからの」
ヨミ「我らの契約からいくつかの特性をおぬしに渡しておる」
セリ「なるほど、文句のつけようがないな」
⇒このゲームには回復魔法は存在しません。代わりに全ての仲間は時間経過で回復します。
戦闘でターンを経るか2歩歩く毎に、それぞれの抵抗(RES)の値を基にして体力を回復するでしょう。
魔物の衣装が破損すると、回復の割合は半減します。
魔物がクリティカルヒットや最大VPの半数を下回るようなダメージを受けた時に衣服は破損します。
現在の仲間の抵抗値はかなり低いので、回復の為に頻繁に町を訪れてください。
傷つき倒れた仲間は町を訪れた時に、その体力を全回復します。
ただし、衣服の破損はイザベラに修復してもらわねばなりません。
衣服の修繕の為にも、町にいるイザベラに会いに行きましょう。
彼女は他にもあなたに伝えたい事があるかもしれません。
――1階最初の部屋――
ヨミ「そして、ここまでがこの迷宮最初の階層じゃ」
ヨミ「おぬしも分かっておるじゃろうが」
ウサギ「わ、私に何か・・・?私も頑張れてますか?」
ヨミ「もちろん。おぬしは良くやってくれておる」
彼女の頭をしっかりと撫でてやる
ウサギ「わぁ、それなら良かったです」
ウサギ「もっと、ずうっと好きになりました!」
セリはただ彼女を無視した。(流れを見ると他に意識が向いてるだけで無視とは言えないか)
セリ「そうか、これは始まりに過ぎないのか・・・」
セリ「そこで何が待ち受けているのかすら、想像もつかないな」
ヨミ「私はさほど悩んではおらん」
ヨミ「つまるところ、その時々で最善を尽くすだけじゃな」
ヨミ「部屋にせよ、一歩にせよ、戦闘にせよ」
セリ「あぁ・・・重々承知している・・・」
セリ「私にはこの深い迷宮が地中のどこにまで達しているのかは分からない」
セリ「だからこそ、最悪の事態に備えよう」
⇒次の階層に行きますか? y/n
sakura dungeon の意訳でもすんべや(´・ω・)地下2階まとめ(2018/08/16)
やると決めたのでやりますが(´・ω・)
あと、所々に表記ゆれがあるのですが、これまた統一方針を決めかねております。
私(記事の筆者)から見た翻訳時の現在の性格付け(3Fまで):
ヨミ:元の時代ではダンジョンを統治していたようなので、少し品格を持たせたい。
「わっち」の様な廓言葉風まで行くと違和感があるので、少しだけ。
一人称を「私」「儂」「我」のどれにするかで少し悩むも私が無難か。
この人の「We」は常々広い視野を持っているので「我々」で統一予定。
セリ:くっころに近い位置づけで翻訳しています。よくあるファンタジー系騎士でよさげ。
ウサギ:ヨミには「あなた」でやや丁寧語。セリは「キミ」で概ね同格前後という扱いに。
猪:血気盛んなボクっ子的な何か。
スライム:やや片言に。接続詞をどの程度入れるかで悩む。
ヌコ:語尾に「ニャ」を付けると寒過ぎたのでボクっ子で人懐っこい感じにしようかと。
――地下2階 イベントマス1――
セリ「この迷宮は私が巡ってきたものの中で最悪というほどでもないな」
セリ「この調子を維持できれば、さほど時間を掛けずに済みそうだ」
ヨミ「本当に、その様な事を口にするでない」
ヨミ「それを続けておれば、おぬしは過信するじゃろう」
ヨミ「何かが起きた時、おぬしはこの先の障害を見くびってしまうじゃろうな」
セリ「それはもう沢山だ・・・」
セリ「しかし、たとえどんな不安を抱えていようとも、私はしっかりと立ち向かわねばならない」
セリ「私が何かトラブルに出くわした時に簡単に音を上げていては、冒険者としての私にとって何の良い事があるというのだ」
ヨミ「おぬしは逃げ出す事ではなく、私と共に戦い続ける事を選んだのじゃな?」
セリ「その通りだ」
ウサギ「で、でも逃げる事が悪くない事くらいは分かってほしいなぁ・・・」
ウサギ「キミが他所で戦いに生きるなら一向に構わないんだけど」
ウサギは捕えにくいからこそ、より長く生き永らえている。
セリ「それは確かだが、それでは私らしくない」
彼女が私を見返す。
セリ「私たちの中では、どの方法でも私に勝ち目はないな・・・」
セリ「お前が優位に立っていた事も明白だった」
セリ「それでもなお、私はお前から逃げ出したりは出来なかった」
ヨミ「それはナンセンスじゃな、セリよ」
ヨミ「もし慈悲のない魔物があそこに封印されておったなら、おぬしは確実に死んでおったのだぞ」
ヨミ「我々が行動を共にしておる時に、英雄じみた自己犠牲などもってのほかじゃ、分かったな?」
ヨミ「私はおぬしと共にこの迷宮を生き抜きたい」
セリ「・・・わかった」
セリ「肝に銘じておく」
ヨミ「ありがとう」
⇒あなたが下に降りる程、敵の力も増していくでしょう。
問題を抱えているのであれば、退く事をためらってはいけません。
あなたが敗北すれば、ゲームオーバーになってしまいます。
――2階イベントマス付近(多分ランダムエンカウント)――
セリが急に黙った。
セリ「奇妙だ、この音は森で狩りの最中に聞いたことがあるような・・・」
セリ「ただ、それだけの音なんだが・・・」
彼女は突然何かを察知したようだ。
セリ「壁に身を寄せろ!」
彼女は自分の体を壁に押し付けると、廊下から突進してきた何かを掠めるように避けた。
私は横に跳び、それとすれ違う。
ヨミ「あぁそうか、あやつらには見覚えがある」
セリ「キツネ!あれは何なんだ?!」
我々の襲撃者は振り返り、その足で地面を蹴り付けている。
猪「侵入者め!」
猪「お前たちは生きて帰さない!」
彼女は怒って頬を張り飛ばし、明らかに我々を見て、とても不満げだ。
ヨミ「野生の猪じゃな」
ヨミ「とても頑強で、勇ましい」
セリ「私にも教えろ、キツネ!」(実際問題、Fox!と言っているのでこれ以上の訳がない)
セリ「あいつ、また突っ込んでくるぞ!」
――戦闘終了――
猪の娘は崩れ落ちた。
明らかに打倒されたにも関わらず、猪の娘は挑みかかってくる。
猪「悪くない」
猪「でも、お前たちにだって、もっと上手いやり方があっただろ!」
ヨミ「敗北を受け入れよ」
ヨミ「おぬしは明らかに傷ついておるし、これ以上続けても悪くなる一方じゃぞ」
ヨミ「猪が頑固者だと分かってはおるが、おぬしらも馬鹿ではあるまい」
猪の娘は頬を膨らませた。
猪「ハッ!私が諦めるとでも」
猪「私に必要なのは昼寝だけ。すぐに戦いに舞い戻るんだ!」
彼女は退こうとしているが、転んでしまった。
猪「今は万全じゃないかもしれない」
猪「でも、待ってろよ!降伏なんてしないからな!」
セリ「猪は皆こんななのか?」
ヨミ「うむ、そうじゃな。こやつらはとても弾力のある頭蓋骨を持っておってな」
ヨミ「おぬしは、こやつらの突進が目標を外したとき、どう立ち直ると思っておるのじゃ?」
セリ「私が本当に聞きたいのはそういう事じゃないんだが・・・」
猪はセリを睨みつける。
猪「お前はどうなんだ。お前が勝つためには、その派手な剣を振り回さないといけないんだろ?」
猪「私は素手でそれをやってのけるのに!」
猪は欠点もまた、併せ持っておる。
今もなお、猪は闘争の中にある。
ヨミ「実際、今のおぬしにそれはできまい」
猪「私にできないって証明してみろよ!」
セリは頭を抱えてよろめいている。
セリ「このやり取りは本当に必要なんだろうな?」
ヨミ「おぬしが猪との言い争いで勝つことは、まず無いじゃろうな」
ヨミ「おぬしは何故、このダンジョンにこやつらが持ち込まれたと考えておる?」
セリ「この迷宮にいる魔物の取り扱いにはうんざりするな・・・」
猪「おい!私を無視するな!」
猪「誰にうんざりしたって?!」
猪「この迷宮の家来になってから、お前がそう思ってられるか言ってみろよ!」
セリ「わかったわかった、地下に居て、いつも快適だとはとても思えないな・・・」
猪「そんなもんじゃない!」
ヨミ「セリよ、おぬしの捕獲呪文でこの不毛な言い争いを終わらせてくれ」
ヨミ「我々には彼女とのお喋りを続ける理由も無いしの」
セリ「・・・私たちは本当にこんな不愉快な猪の仲間が要るのだろうか・・・」
猪「ちょっと、お前に不愉快なところを見せちゃったな・・・」
猪「や、やっと息が落ち着いてきた・・・」
セリ「よし、使うぞ」
セリ「また後でな」
セリが呪文を唱えると、猪は消えた。
ヨミ「上出来じゃな」
ヨミ「猪は心強い仲間になるじゃろう」
ヨミ「おぬしをいつも頼りにしておるぞ」
セリ「お前に突進するあいつらには閉口したな・・・」
セリ「それで、この猪たちはどこから連れてきた種族なんだ?」
ヨミ「ある土地とその付近の森にいる飼育されていない者たちじゃ」
ヨミ「彼らは働き者でな、何事にも物怖じしないから連れてきたのじゃ」
ヨミ「特に冒険者に対してはな」
ヨミ「彼女に我々を手伝ってもらえるように説得する為にも、一旦戻るべきじゃの」
セリ「今すぐ休息を取っても構わないんだが・・・」
――猪の備考欄――
⇒気難しい。非常に頑固で忍耐力に欠ける。
怒っている時にその頬を膨らませる傾向がある。
――牢屋での猪との会話――
私は牢屋の中にこだまし続ける怒鳴り声を耳にした。
確かに、その猪の娘がその拳を壁に叩きつけている。
彼女は見るからに不機嫌なのだ、と断っておこう。
彼女は私を見るや否や、牢の檻を殴りつけた。
猪「ここから出しやがれ、そこの小さなイタチ野郎!」
猪「お前に一発やられたからって、私が諦めたわけじゃないからな!」
ヨミ「これこそ、私が猪を好む理由じゃな」
ヨミ「おぬしは決してあきらめる事は無い、とな?」
猪「そこで止まれ!」
彼女は手のひらを牢の檻に押し当てると、少しくぼませてしまった。
彼女からは、猪の典型的な行動そのものの様に、怒りで膨らんだ頬が見て取れる。
猪「この檻はいったい何でできてるんだ・・・」
ヨミ「もうその辺でやめておくれ」
ヨミ「ここでおぬしと争うつもりはないのでな」
猪「じゃあお前は何をしにここに来たのさ」
猪「もしお前が嘲笑いに来たのなら、ボクが牢屋から抜け出した時には覚悟しとくんだな!」
ヨミ「そんな気はさらさら無い」
ヨミ「ここには、おぬしに一つの提案をしに来た」
猪「提案・・・?」
彼女からは先ほどまでの怒りは感じられない。
猪「お前のその、提案ってなんだ?」
ヨミ「おぬしはとても怒っているようじゃ。他の猪たちも同様じゃろう」
ヨミ「この迷宮の僕となって良かったかの?」
猪「えっ?」
猪「ううん・・・そうは思わない・・・」
猪「ボクたちは少しも迷宮から離れられなくて、それがどうしようもない事だって分かってるからめちゃくちゃ怒ってる」
ヨミ「それなら、私の為に働いてはくれぬだろうか?」
ヨミ「私なら、おぬしが草原で遊ぶ為の時間を好きなだけくれてやれるぞ」
ヨミ「更に、我々が迷宮を取り戻した暁には、私は今のおぬしの迷宮の主よりも優れた主となる事を約束しよう」
猪はこの提案について考えこんでいるようだ。
猪「えっと、ボクはまだお前にムカつく所は沢山あるけど・・・」
猪「それでもボクは、本当の、本当の、本っ当に地上で過ごしたいんだ。」
猪「分かったよ、イタチ。お前の提案に一役買ってやる・・・」
猪「ボクがぶち当たらなきゃいけない方向を教えてよ」
ヨミ「喜んで」
ヨミ「今後ともよろしく頼むぞ」
⇒猪の娘が仲間に加わった!
――2階イベントマスにて――
ヨミ「この先に魔物の気配を感じるな・・・」
セリ「どんなのか教えてくれないか?」
ヨミ「我々は迷宮の中で守るべき重要地点にマーカーを敷く事があってな」
ヨミ「通常なら十字路やあのような場所がそうじゃ」
セリ「ではもし、私たちがマーカーの近くを通りかかっても抵抗に遭うのか?」
ヨミ「確実にな」
⇒ダンジョン探索中に戦闘マーカーに遭遇する事があるでしょう。
戦闘マーカーで見つけた敵はボスモンスターや通常のランダム遭遇の時より強化された敵になる事があります。
もしランダムな敵モンスターだった場合は、ダンジョンを離れる事で再配置されます。
――2階南西の宝箱――
セリ「この宝箱には何が入っているんだろうか・・・」
彼女がそれを開けると、私は箱から魔力が弾けるのを感じた。
ヨミ「横にどいてくれ」
セリ「何?これはなんだ?」
ヨミ「後で説明する」
セリ「わ、分かった・・・」
彼女が横に飛び退くと、私は箱に近づく。
ヨミ「これぞまさしく、私の望んでおったものじゃ!」
引っ張り出されたそれは、セリには暗号の様に見えた。
セリ「紙の・・・巻物か?」
セリ「それは何なんだ?」
ヨミ「これは転写された巻物じゃな」
ヨミ「これを誰かが読んだ時、そこに転写されておる知識がその者の心に刻み込まれる」
ヨミ「これの場合は、火の呪文を習得するものじゃな」
セリ「あぁ、もしそれを私が読んだら無駄にしていただろうな・・・」
ヨミ「無駄にはならん。魔法は誰にでも使える。本当じゃ」
ヨミ「資源を節約し、その資源の使い道を決めるにはちょうど良い方法じゃな」
ヨミ「その辺に適当に放り投げるのではなく、な」
猪「あのさ、それをボクにくれるつもりはない?」
猪「ボクは他の奴の手に渡る位なら、バシッと決めてやりたいんだ」
猪「お前は魔法使いの素質が無い奴にも使えるって言ったろ・・・」
ウサギ「私は火は好きにはなれないけど・・・」
ウサギ「でもあなたが本当にお望みなら使いますっ」
ウサギ「最善を尽くすと約束します!」
⇒あなたはうずまく炎の巻物を見つけました。(Fire Twist≒炎の渦?)
技の巻物はダンジョンの至る所で見つけられます。
消費すると、あなたの仲間の中の一人に永久に付与されます。
気を付けてほしいのは、仲間一人につき、一度に6つまでしか技を習得できない事です。
――2階北東の宝箱――
暗闇の先に、私は暗い明かりの中で銀色にきらめくものを見つけた。
残念ながら、それを見つけたのは私だけではなかった。
セリ「私は絶対コレを知ってるぞ」
無謀にも、セリは私たちを残して先へ急いだ。
ヨミ「落ち着け」
セリ「大丈夫だ。私には罠の気配は確認できなかった」
ついに、私たちはきらめきの源にたどり着く。
セリ「宝箱だ・・・」
気にも留めず、彼女はすぐに宝箱を開けてしまった。
ウサギ「キミはもっと警戒した方が良いよ・・・」
ウサギ「罠が仕掛けられている可能性だってあったのに」
猪「ボクには、人間がなんでそんなに箱を好きなのか分からないや」
猪「お前が箱をどっかに置いて、人間が最終的にそれを見つけるって事に縛られてるんじゃないの」
液体の入った小さな瓶が箱から引っ張り出される。
セリ「おぉ、これは癒しの小瓶じゃないか」
セリ「私はもっと別の物を期待していたんだが・・・高級品とか」
ヨミ「とにかくまぁ、それはまだ役に立つ、じゃろ?」
セリ「そうだな、私はこれが一味違う物だったらよかったのだが」
ヨミ「おぬしの言う、一味違うというのは?」
セリ「全てのギルドの癒しの小瓶の基本的な問題は全て、焼いたインゲン豆みたいな味にあるんだ」
セリ「お前もそのうち本当にうんざりするだろうさ」
彼女はポーチのうちの一つに小瓶を押し込んだ。
⇒癒しの小瓶を見つけた。
⇒宝箱には様々な道具が入っています。
宝箱は常に探しましょう。その中には、戦闘の流れを変えられるような道具が入っています。
――2階扉の東にあるタル――
セリがタルを壊すと、タルの中から転がる黒い岩の破片が光っている。
セリ「これは一体?」
ヨミ「おぬしは拾いにいかんのか?」
セリ「お前が見てくれ・・・あれは私を不安にさせる」
私は欠片を拾い、私の手のひらに納めた。
ヨミ「これはワープストーンじゃな。それ以上でも以下でもない」
ヨミ「おぬしがこれに不安を抱くのは、これがこの世には存在せぬ物だからじゃな」
セリ「なんかうさんくさいな」
セリ「それは何ができるんだ?」
ヨミ「これと引き替えに帰る事が出来る」
ヨミ「勿論、私が使用者でなければならんがの」
ヨミ「おぬしの手元にあっては何が起きるかわからぬ」
セリ「・・・そうだな」
セリ「それならお前が持っていてくれ」
猪「ボクもこの騎士と一緒だ」
猪「ボクにはぶち当たる相手をくれよ」
ウサギ「私もあなたが持っておいた方が良いと思います」
ウサギ「私が持ってると、何か間違いを犯してしまわないかと心配で」
ヨミ「よくわかった。では私が預かろう」
⇒ワープストーンを見つけた。
ワープストーンは消費した時に、あなたの帰還と引き替えになります。
あなたがどこにいるかに関わらず、いつも肌身離さず持ち歩く事をお勧めします。
あなたの仲間たちが疲弊してしまった時に退く事は恥ずべきことではありません。
――2階扉――
扉にたどり着くと、私は何かを察知した。
セリは私の反応にすぐに気づいたようだ。
セリ「ヨミ、どうかしたのか?」
ヨミ「そのドアの向こうで私たちを待つ、強力な存在を感じておる」
セリ「強力な存在だと?」
ヨミ「あぁ、扉の向こうに強力な魔物が潜んでおる」
ヨミ「おぬしの力量を疑っておるわけではないが、我々が入る前にもっと私の力を集める方が賢明かもしれぬ」
セリ「キツネ、お前がどんな心境であったとしても」
セリ「お前にはこの迷宮がどう動くのか分かっているが、私はそうじゃないんだ」
ウサギ「向こうに居る魔物は階層守護者だよ」(セリに話しかけているとみて平易気味に)
ウサギ「あの人は1階と2階を治めているんだけど」
ウサギ「本っ当に怖い、とても怖い人なの」
ヨミ「あぁ、我々は彼女を見くびってはならない」
私の猪も扉を見てその頬を吊り上げる。
猪「ボクはこの壁の向こうにいる魔物についてよく知ってる」
猪「ボクはアイツをぶちのめせるなら、それ以上は何も要らない」
ヨミ「時間じゃ、我が友たちよ、時間じゃぞ」
私はドアの一方を手に取った。
私の人生の中で最も痛感した教訓の一つは、相手を侮ってはならないと言う事だ。
ならば、私はここからどうすべきだろうか。
――扉を通過しボスとの会話シーン――
扉をくぐると、私たちは幾つかの筒が並んだ部屋に出た。
ちょうどその先には階段が見える。
セリ「部屋はもぬけの殻か?」
セリ「この中にはお前の言っていた様な強力な存在とやらは居ないんじゃないか?」
セリ「それとも何かいるのか?」
ヨミ「あぁ・・・そういったな・・・」
ヨミ「私はまだ感じておるのだ、確かに・・・」
私は部屋の周囲を見渡すが、それは不毛なだけだった。
ヨミ「何かがまだここに居るはずなんじゃ。見つけてはおらぬが・・・」
セリ「私たちに気づく前に急いでしまえば、階段までたどり着けるんじゃないか?」
ふとした瞬間、私は自分の肩に滴る何かを感じ取る。
私に触れたそれは、周りにいた。
それが何であれ、ネバついている。
ヨミ「我々は動くべきだと思うのじゃが・・・」
セリ「なんだと?お前は何を――」
私はセリを掴み飛び退いた。
ちょうどそこに、スライムの滝が天井から降り注ぐ。
ヨミ「私が思うに・・・」
ヨミ「あれはスライムじゃ」
セリ「スライムは大嫌いだ」
???「むぅ・・・私の罠・・・掛からなかった・・・」
スライム「侵入者・・・確かに侵入者・・・」
スライム「お前たちを倒す・・・迷宮の主、望んでる・・・」
スライム「私は褒めてもらい・・・もっと力を・・・」
彼女はウサギの娘を見やった。
スライム「裏切者・・・」
スライム「私は・・・お前も・・・罰する・・・」
ウサギ「い、嫌です。私はお仕置きなんて嫌です!」
彼女は慌てて私を見る。
ヨミ「案ずるでない。おぬしは無実じゃ」
その言葉は彼女を落ち着かせるのに十分だった。
私の猪は既に突進の準備を整えている。
猪「ボクはいつも、お前が他の奴より優れてるように振舞う、その傲慢な態度が気に食わなかった・・・」
猪「そうさ、ボクはお前を打ち負かすつもりだって、そういってるんだ」
スライム「強気な台詞・・・卑しい猪のくせに・・・」(卑しいを下等な、と取って良いか)
セリは彼女を上から下まで見渡した。
セリ「当てて良いか、こいつへの対処に物理攻撃は最善とはいえないよな?」
ヨミ「ご明察」
ヨミ「属性攻撃か物理以外での攻撃なら、より多くのダメージを与えられるじゃろう」
スライムの娘は威嚇するように激しく震え始めた。
スライム「来い・・・愚か者ども・・・私が引導を渡す・・・」
――戦闘終了――
セリ「信じられん・・・」
セリはひどく喘いでいる。
セリ「弱いスライムなんてどこに居るんだ?」
セリ「私が相まみえた者たちでも、これほど手ごわくはなかったぞ・・・」
ヨミ「それはこやつらが私の力を借りておるからじゃな」
ヨミ「我々はここにいる魔物と一匹残らず激しい戦いを繰り広げる事だけは推測できるじゃろう」
セリ「安心材料にはとても聞こえないな・・・」
ヨミ「大丈夫か?おぬしが必要なら休憩を取ろう」
セリ「休んだ方が良いな・・・」
彼女は座り込み、壁にもたれ掛かる。
セリ「こんな敵との闘いがどれだけ続くのか、見当もつかないな」
私は彼女の隣に腰を下ろす。
ヨミ「きっと大丈夫じゃ」
ヨミ「つまるところな、私はおぬしに手を貸す為にここにおる」
ヨミ「私が力を取り戻せば、それはおぬしとも共有される」
セリ「お前は、そのうち私がお前の様に強くなれるだろうと言っているのか?」
ヨミ「そうだとも。私たちの力は現時点では似たようなものじゃ」
私たちが話していると、スライムが弱々しく起き上がった。
スライム「私の・・・敗け・・・」
スライム「でも・・・お前は止め・・・刺さないのか・・・」
スライム「迷宮の主・・・お前たち全て・・・消すつもり・・・」
セリは彼女に歩み寄る。
セリ「お前の負けだ。だが、良い戦いだったぞ」
セリ「だから、己を恥じることはない」
スライムはただ茫然と彼女を見つめている。
スライム「わ、私は・・・理解、できない・・・」
ウサギ「私には彼女をついにやっつけただなんて信じられません・・・」
ウサギはただ、床の辺りを見つめている。
猪「ハッ!ボクはお前に、お前の傲慢さをぶちのめしてやるって言ったからな!」
猪「ボクが幾らか助けてもらったってのも、認めるけどさ・・・」
彼女は頬を膨らませた。
セリ「とにかくキツネ、私たちは時間を浪費しているんじゃないか」
セリ「戻るにせよ、進むにせよ。どちらかはしよう」
ヨミ「そうじゃな」
私には注意力が必要だ。
私の僕たちは今、疲弊している。
ならば、引き返して休息を取らせるべきだろう。
しかし・・・、おそらくこやつらはあと少しなら探索を継続できるだろう。
早く、決めなければ。
Sakura Dungeonの意訳でもすんべや(´・ω・)地下3階まとめ(2018/08/28)
職場の同僚が入院して10連勤が入ったり、ティアーズトゥティアラ2が思いのほか面白くてトロコン作業中だったりして打ち込み作業が間延びしておりました(´・ω・)ゴメン
翻訳の進捗自体は地下5階のワープポータル直後のメンバー加入イベントまで進めていますのでまた後日打ち込みます。
セリ「ふぅ・・・このやり方に慣れてきたみたいだ」
ヨミ「何に慣れてきたのじゃ?」
セリ「そうだな・・・私たちの組み合わせに、かな」
ヨミ「私はおぬしが私のものの見方に馴染んでくることは分かっておった」
セリ「まぁ、私にそれは変えようもない事位分かっている」
セリ「だが、こんな魔法を知っているのなら、お前は本当に強くならないといけないな」
ヨミ「私は本当に強かった」
ヨミ「今の私の力では・・・とてもそうとは言えぬ」
セリ「ヨミ、私ではお前の悩みをどうしてやることもできないが・・・」
セリ「この迷宮では想像以上に様々な事が起きているようだ」(やっかいな物事?
セリ「普段なら、簡単な仕事だ」
セリ「潜って、魔物を狩って、出ていく」
セリ「最寄りの拠点で報酬の支払いを受け取る」
セリ「だが・・・この辺りでの出来事は私が思っていたよりも少しばかり複雑みたいだな」
セリ「お前がいない間に誰が迷宮をかっさらったのか分かっているのか?」
ヨミ「今はまだじゃな」
ヨミ「何者であれば私が寝ている間にたどり着き得るのか・・・」
ヨミ「我々に今できるのは探索くらいじゃな」
ウサギ「ご心配なく!私たちが全部やり遂げてみせます!」
ウサギ「この迷宮を通じてあなたを助けるために精一杯頑張ります!」
猪「キツネ、僕はお前についていけば何か面白い事があると思ったんだ・・・」(イタチかも
猪「でも、皆にだってそれぞれ隠し事がある、そうだよな?」
――3階すぐ西の扉――
ヨミ「おぉ!」
ヨミ「貯蔵庫を見つけたぞ!」
セリ「貯蔵庫?」
ヨミ「そうじゃ。それ以上の意味は為さんぞ?」
ヨミ「これは貴重品を保管する為の場所じゃ」
ヨミ「行け、セリよ!おぬしの思いの丈をぶつけるのじゃ!」
セリ「私は別に、闇雲な破壊は好きだとは言えないんだが・・・」
ヨミ「ええい、とにかくやってみよ!」
ヨミ「この戦利品を全て見逃すなど愚行の極み」
ヨミ「我々は常に有利な状況に立たねばならぬ」
セリ「仰せのままに・・・」
ウサギ「私は物を壊したりっていうのは本っ当に好きじゃないなぁ・・・」
猪「僕がやるから脇に立ってなよ!」
――部屋内のタル――
作り込みなどには関心も持たず、セリはタルを壊していく。
すると、彼女はその隙間から何かの破片を見つけた。
彼女の手のひらには、小さく明るい色をした種が置かれている。
セリ「種か?」
セリ「これを植えたらどんな植物が育つんだ?」
ヨミ「それはただの種ではない」
セリ「しかし、いったい何の種だというんだ」
ヨミ「これはな、魔法の種じゃ」
ヨミ「おぬしが口にすれば、おぬしの身体能力は永久に向上する」
ヨミ「これは生命の種の一種でな、それなら健康全般が向上する」
ウサギ「その種、おいしそう・・・」
ヨミ「すまんな、私の小さいウサギよ」
ウサギ「はぁーい・・・」
彼女はかなりがっかりしているようだ。
猪「その種はボクのだ!」
猪「僕は強くならなきゃいけないんだ!」
ヨミ「私は言いつけを守らない僕に種はやらんぞ」
彼女は黙り込んで頬を膨らませている。
⇒あなたは小さな生命の種を見つけました。
それぞれの種は消費すると、該当ステータスを1つ増加します。
小さな種は仲間一人に付き最大で4つまでしか増加させられません。
より大きな種を見つけたら、小さな種でステータスを上げられなくなるまで、大きな種は温存しておいてください。
――魔法陣――
ヨミ「おぉ・・・」
ヨミ「我々が居るところを見てみよ」
セリはそれを見下ろした。
セリ「結局、それは何のためにあるんだ?」
ヨミ「これがテレポーターじゃ」
ヨミ「運が良ければ、これはまだ別のネットワークに繋がっておるじゃろう」
私が石の表面を手でなぞると、魔法陣に刻まれたルーンが輝き始める。
ヨミ「よし、完璧じゃ・・・」
ヨミ「起動した」
ヨミ「我々が探し続けておれば、私の古いワープストーンのネットワークにも干渉できるぞ」
ヨミ「もっと重要なのはな、私たちが休まねばならぬ時にこれを遣えば、地上に戻れるということじゃ」
セリ「とはいえ、私はこの・・・ワープストーンがどの程度正確に動作するのか、何故この部屋がこんなにほったらかしにされていたのかについて、知っているわけでもないが・・・」
セリ「もしお前が言う様にそれが動くなら、それは多大な恩恵となるだろうな」
ウサギ「そ、それをどうするの・・・」
ウサギ「あの人たちはこの石が実際にどういう石なのか教えてくれなかったの」
猪「ボクはこれの見た目が気に入らないし、いつもなら壊してたかも・・・」
猪「でもお前が言うなら、ボクにそれを壊すようなマネはできないな」
⇒あなたが一度部屋で見つけたテレポーターを使う事で地表まで転移することができます。
町にあるテレポーターであれば、あなたが中断した場所を精確に拾う事もできます。
あなたは目的地を選ぶだけで、そこに運ばれます。
あなたがダンジョンを潜るにつれて、ワープストーンの発見は進展を得る為にも不可欠です。
>>このテレポーターを使いますか?y/n
――帰還後商店にて――
シャルロッテ「我らが工房の性能が向上致しましたわ」
シャルロッテ「今の私たちであれば、あなたにより複雑な道具を作って差し上げられます。私の謙虚なるご主人様」
――出発前――
セリ「キツネ、この部屋はなんだ?」
ヨミ「これが我らのテレポーターの中継地点じゃな」
ヨミ「この部屋から、我々のネットワークの中で起動したテレポーターと行き来できるのじゃ」
ヨミ「歩くよりはまだ良かろう」
――地下3階探索中――
私たちが歩いていると、私は廊下を滑っていく粘り気のある道を見つけた。
セリ「もう一体居たのか?」
ヨミ「間違いない」
ヨミ「こやつらの動きには摩擦など関係内からの、非常に素早く迷宮内を移動できるのじゃ」
セリ「誰がそんなことを気にしている?!」
セリ「あいつ、こっちに近づいてくるぞ!」
確かに、彼女は私たちの方に向かって速度を上げた。
セリ「戦闘準備!」
スライム「覚悟しろ・・・お前たち・・・」
――捕獲後の会話シーン――
ヨミ「よし、今、我が一団にスライムの娘が加わった」
ヨミ「これはとても良い朗報じゃな」
セリ「それを私に近づけるな」
セリ「スライムと私では相容れない」
ヨミ「彼女をそう揶揄しないでやってくれ」
ヨミ「スライムの娘は、おそらく私が出会ってきた中で最も創造的な魔物のうちの幾つかに当たるじゃろう」
ヨミ「おぬしが想像し得るほぼすべての単一環境には、固有種のスライムがおってな」
ヨミ「おぬしはあやつらが全て異なる個体を持つことに驚かされるじゃろう」
セリ「私はむしろこいつらが全く異なる個体だなんて思いもしなかったよ・・・」
――スライム加入の会話シーン――
スライムの娘を罠にかけるのは困難な事で有名だ。
しかし、私はスライムの娘を想定せずにこの牢屋を設計したわけではない。
私は彼女の牢屋を眺める。
彼女は脱出しようと様々な方法を試みたが、彼女の周囲の障壁に阻まれていた。
彼女は私に気づくと、恨めしい目つきで私を見ている。
スライム「お前・・・」
スライム「お前が私をここに捕えた・・・」
ヨミ「そうじゃ、少しおぬしと話をしたくてな」
ヨミ「おぬしは以前、私たちを殺そうとしておったから、これが我々と話す、またとない方法だと考えたのじゃ」
スライム「話す・・・お前と話さなければ・・・いけないなら」
スライム「多分・・・私に・・・避けたりは・・・できない・・・」
ヨミ「あぁ、そんな事はしないでおくれ」
ヨミ「私はおぬしに提案をしにここに居る」
スライム「そんな・・・不誠実な事・・・」
スライムは、非常にゆっくりとしか思考を巡らせる事ができない。
彼女らは怒らせない事が重要だ。
ヨミ「おいで」
ヨミ「おぬしは余生を不幸な中で過ごしたくはなかろう?」
ヨミ「私はこの迷宮を私の物として幾らか作り変えるつもりじゃ」
スライム「お前・・・迷宮を支配する・・・のか?」
ヨミ「そうじゃ。私の計画は絶対じゃ」
ヨミ「私にはおぬしの助けが欲しい」
スライム「そうか・・・」
スライム「私・・・分かった・・・」
ヨミ「おぬしなら分かってくれると信じておったよ」
ヨミ「共に精一杯頑張ろうではないか!」
⇒スライムの娘が仲間に加わった!
――鈴の音――
セリ「待て」
セリ「何か物音が聞こえた・・・」
私も聞いた物音だろう。
セリ「これは・・・鈴?」
セリ「なんでこんな場所で鈴が鳴るんだ?」
猫「ボクが鳴らしたんだ!」
その猫の娘は影から飛び跳ね、セリの下に舞い降りた。
銀の鈴が彼女の首元についている。
猫「君は今からボクのもの!」
彼女は勝鬨を上げた。
セリが彼女を突き飛ばすが、すぐに足元に帰ってきてしまう。
セリ「猫が私を馬鹿にして離れようとしない・・・」
――戦闘開始――
⇒現在は3人よりも多くの仲間がいる為、前衛と後衛に分かれています。
あなたは3人まで同じ隊列に配置できます。すなわち、パーティーメンバーは6人まで構成可能だという事を指しています。
前衛の仲間だけが戦闘に参加できます。
あなたに順番が回ってきた時、戦術メニューから前衛と後衛の仲間を入れ替えられます。
後衛に居る仲間は体力を安全に回復できますが、そのAPは20%を超える事はありません。
敵はAPの少ない仲間を標的に選ぶ傾向があるため、交代するときは注意が必要です。
このイベントでは前衛の仲間が撃破されても、後衛がその場所に入れ替わります。
そういうわけですので、後衛の仲間を連れてくる事をためらってはいけません。
――戦闘後会話(猫)――
ヨミ「私はずっと長い事猫の娘を飼っていたことがあった」
ヨミ「彼女たちはそれはもう愛らしくてな」
ヨミ「彼女たちのうなり声に耳を傾ける以上の良い事は中々ないのう・・・」
ヨミ「この特定の種は人間に飼いならされている猫から来ていると言われておる」
セリ「私は普通の猫の方が好みだな」
セリ「私に飛びついてくるには大きすぎるし・・・」
セリ「猫には話せない奴もいるだろ?」
セリ「もしお前がエサをやらなかったら、この猫たちのうち、どれ程の数が文句を言うか想像できるか?」
ヨミ「あやつらはそれ程不快でもあるまい」
ヨミ「・・・あぁ、大半は不快か」
――猫の加入会話シーン――
彼女の牢屋では檻への猫パンチが繰り広げられていた。
猫は狭い空間に閉じ込められるのを好まない。私はそれを良く知っている。
だから、この猫との交渉は一筋縄ではいかないだろう。
猫「出せーーー!」
猫「出たい!」
猫「今スグ!」
この時点で彼女は確実に喚いている。
ヨミ「もしおぬしが出たいのなら、幾つかは私に同意してもらわねばならん」
猫「やだーーーー!」
猫「出るーーーーー!」
猫「今ぁーーーーーー!」
猫「私は出たいの!」
ヨミ「悪い猫じゃ、喚くでない」
彼女は不機嫌に口を尖らせてきびすを返して私から離れた。
猫「ボクはここから出るまで話さないもん!」
彼女らは何かしたい場合にのみ、おぬしに注意を払うだろう。(英文でyouなのでおぬし)
しかし、幸いにも、この猫の娘との交渉は少々容易い。
ヨミ「何故、私の為に働きたくないのじゃ?」
ヨミ「私ならおぬしの頭をやさしく撫ででやれるぞ」
ヨミ「おぬしは顎の下を掻いて欲しくはないのかな?」
猫「多分・・・ほんのちょっとだけ・・・」
ヨミ「そうか、おぬしが私の為に働いてくれるというのなら、おぬしに好きなだけやってやれるんじゃがな」
猫「悪くないかも・・・」
猫「もっといい取引をしたいんだけど・・・」
私は彼女の心を掴み始めている。
彼女は普通の猫の様に、彼女の注意をひかなければならない。
ヨミ「まぁ、その代わり、おぬしはここに居てもよいのだぞ」
ヨミ「そしてあとで、それについておぬしに尋ねる為に戻ってくるとしよう」
猫「いやだぁぁぁ、私はこんなところに居たくない!」
ヨミ「ならば、私の為に働くんじゃな」
彼女が断るのなら、本当に彼女をいつまでもここに残すつもりはない。
ただ、彼女はそれを知らない。
猫「良いよ、ボク、やるよ!」
猫「だから、今すぐ出して!」
ヨミ「良かろう」
猫の娘が仲間に加わった!
――鍵つき扉にて――
セリ「鍵が掛かっている」
セリ「鍵を探す必要があるな」
ヨミ「論理的な思考訓練になるじゃろうな」
セリ「キツネ、私は鍵のかかった扉を好きになれた試しがない」
セリ「蹴破って突き進んだりはできないのか?」
ヨミ「この扉はおぬしが壊すよりも自己修復の方が早いぞ」
ヨミ「なればこそ、私たちは鍵で開けるか否かしかあるまい」
セリ「これは恥ずかしい・・・やむを得ないか・・・」
セリ「この前の鍵を私が持っていればよかったんだが」
ウサギ「ご心配なく、私たちはキミがそれを見つける前に戻ってきますから!」
猪「むぅ・・・ボクはぶっ壊すって発想が本当に良いと思ったのに・・・」
スライム「私には・・・障害にも・・・ならない・・・」
スライム「しかし・・・皆が・・・通れるように・・・しないと・・・」
猫「ボクがドアを引っ掻いて何か反応があるまで待つべきじゃない?」
セリ「それが上手くいくとは思えない、何か方法は・・・」
⇒この扉には鍵が掛けられています。この階層のどこかにある鍵を探しましょう。
――ワープポータル東の扉・集団戦勝利――
セリ「今のは壮絶な戦いだった・・・」
セリ「私は自らの力でこの魔物に立ち向かえるようになりたいと、そう思ったよ・・・」
セリ「私はただお前の力を借りているだけだから、安っぽく感じるな・・・」
ヨミ「力を使いこなすというのは・・・」
ヨミ「オーガがこん棒を振り回すようなやり方とは別じゃ」
ヨミ「怠惰に、駆け引きもなく、力の最適な使い方にすら思考を回してはおらん」
ヨミ「セリよ、心せよ」
セリ「お前は人への世辞の言い方まで心得ているのか?」
ヨミ「私はただ、私が真理だと信じる事を言ったまでじゃ」
ヨミ「何もおぬしへの世辞と決めつけなくとも良い、セリよ」
ウサギ「どうしてキミはどんな事をしてでも最強になる必要があるの?」
ウサギ「キミは逃げ出せないワケじゃないんだから」
セリ「時には、私たちは否応なく立って戦わざるを得ないときがある」
猪「ボクは認める。イタチの力を借りるのが好きなんだって・・・」
猪「ボクは前より強くなった!」
ヨミ「それはおぬしら自身がもっておる、じゃろう?」
スライム「それ、は・・・正しい・・・」
スライム「力・・・は、何かの物差し・・・の一つに・・・過ぎない・・・」
スライム「まず、創造的でなければ・・・ならない・・・」
ヨミ「その通り。私は創造的なスライムがどうやって出来上がるか、とてもよく分かっておる」
猫「一番大事なのは、どうやってきちんと飛び掛かるか、勉強する事だよ!」
ヨミ「必ずしも必要ではないが、相手への奇襲と洗練された戦い方はどちらにも分がある・・・どちらも甲乙つけ難いな・・・」
ヨミ「このように、圧倒的な強さだけが戦闘能力の尺度ではない」
――室内、ブロンズキー発見――
⇒青銅の鍵を見つけた。
セリ「見つけたぞ!」
セリ「少なくとも、私はこの鍵がさっき出くわした扉の鍵だということを祈っている・・・」
ヨミ「そのはずだ。案ずるな」
ヨミ「たとえそうでなくとも、この階層を探索するのに十分時間はある」
セリ「むしろ私は、探索なんて必要が無ければしないな」
ヨミ「分かっているとも。それには本当にイライラさせられるからな」
セリ「まったくだ。できる限り合理的に進める事が最善だ」
セリ「たとえ、あてもなくダラダラ過ごせる時間があったとしても、動き続けるべきだ」
セリ「私たちの勢いを失いたくはないだろ?」
ヨミ「決してな」
――南西側の玄室――
ヨミ「恐ろしい戦闘じゃったな」
ヨミ「何であれ、ここに納められておる物は価値のあるものに違いあるまい」
セリ「そうだといいな」
セリ「これから先、全ての貯蔵庫がこれだけ厳重に守られているなら、おそらくそういった部屋は飛ばさなければならないかもしれない」
ヨミ「だが、そこには宝があるのじゃぞ」
ヨミ「我々は、それだけ厳重に守ろうとするものが何かは分からぬがの」
セリ「それもそうだが、しかし・・・」
セリ「私のギルドが好んで使う言い回しは何だと思う?」
セリ「最初に空の杯から飲むな(初めから乾杯するつもりになるなとか、色んな訳ができそう)」
セリ「言い換えると、宝を見つけて無謀に首を突っ込まない事。」
セリ「そこには何もない筈だ」
ヨミ「どのくらいの人間がその言葉に従うのじゃ?」
セリ「・・・私が行動を共にしたグループでは、滅多にいなかった」
ウサギ「どうしてキミが宝箱に注意を払うのか分からないんだけど・・・」
ウサギ「私にとって欲しいのは牧草全てかな」
セリ「牧草地を全て手中に収めるというのは随分と野心的に過ぎないか・・・」
猪「何でお前は何かを盗むときに入れ物を壊せるんだ?」
猪「人間は綺麗な物に取りつかれているみたいで、バッカみたい・・・」
ヨミ「まぁまぁ。綺麗なものというのはとても価値があるものじゃ」
スライム「財宝・・・美味しい食べ物・・・」
スライム「スライムは大好きだ・・・遺物に夢中になる・・・」
セリ「お前は何か信用ならない感じがするな・・・」
猫「ボクはキラキラしたものが大好きだよ!」
猫「人間は正しい考え方をしてる!」
セリ「猫は本当に気まぐれな奴だな・・・」
――玄室内の宝箱――
私たちが宝箱を開けると、セリが余計に食いついた。
セリ「宝箱は迷宮探索の醍醐味だな・・・」
セリ「何が入っているか、もう待ちきれないぞ」
躊躇せずに、彼女は蓋を開ける。
中を覗き、彼女が見たものは・・・
セリ「これはなんだ?」
彼女は鮮やかな色に織り込まれた帯を手にしていた。
セリ「何かの生地か?」
ヨミ「おぉ。ビキニの類のようじゃな」
セリ「ビキニ?」
セリ「それは確かなのか?」
ヨミ「基本的にこの2つの布地はな、おぬしの胸部を最低限覆う為のもので・・・」
ヨミ「もう一つの布地は下半身を隠すためのものじゃな」
セリ「・・・何やらとても非実用的な衣装だな」
セリ「誰が、どんな目的でこんな物を着たがるんだ?」
ヨミ「熱帯の諸島や北の海では、かなり流行りの布地じゃな」
ヨミ「とても暑い気候でな、そこの者たちは日焼けする為に最善を尽くそうとするのに、ビキニが最適なのじゃ」
ヨミ「ともかく、おぬしはいつも好奇心旺盛じゃな、セリよ・・・」
ヨミ「私は誰か着てくれる者がおると信じておるぞ」
セリ「ありがとう。私は遠慮しておこう」
ウサギ「ソレ、キミが着たら可愛いと思う!」
セリ「お前には聞いてないだろう」
彼女の耳がしなだれる。
ウサギ「そんな事言わなくても・・・」
猪「何か問題があるようには見えないな・・・」
セリは彼女をじろじろと見る。
セリ「お前なら支障はなさそうだな・・・」
セリ「だが、これは私のものだ!」
スライム「何故・・・その布が・・・必要・・・」
セリ「誰もお前みたいに体を隠せるわけじゃないだろ!」
セリ「猫のおもちゃにでもした方が良さそうだな・・・」
猫「うん、頂戴!」
ヨミ「ダメだ。おぬしにはやらん」
猫が見るからにしょげている。
⇒布の切れ端を見つけた。
⇒宿屋の主人に渡すと、あなたに新しい服を作ってくれるので、彼女を頼ってみましょう。
――イザベラと話す(衣類修復の会話)――
イザベラ「それでは、必然的に血まみれの部分や、恐ろしい戦いはあなたの鎧を損傷させてしまいます」
イザベラ「そんなことがあったときは、私の所に見せに来てくださいな」
イザベラ「勿論、タダ働きというわけには参りません。必要な資材を頂ければ、すぐに装備を修復致しますわ」
⇒修理は〇着で、合計費用は〇〇ですがよろしいですか?
イザベラ「どうぞ!ここをあまり汚さないでくださいね」
――イザベラとビキニについて――
イザベラ「よくお戻りになられました。私の謙虚なるご主人様」
イザベラ「探索は如何でしたか?」
ヨミ「順調じゃ」
ヨミ「おぬしが喜びそうなものを持ってきたぞ」
イザベラ「なんでしょう?」
私は我々が見つけた布の切れ端を彼女に見せた。
イザベラ「わぁ・・・これは・・・」
イザベラ「存じ上げておりますわ」
イザベラ「不運にもあなたのご不在の間に衣装の多くは失われておりました」
イザベラ「しかし、この布地を再生できれば、作り直せますわ」
セリ「何故この下品な衣装を仕立て直すのにそんな労力を費やすんだ?」
イザベラ「私は衣服が好きだからですわ」
イザベラ「それが謙虚なるご主人様を喜ばせられるものであれば、私も幸せになれますから」
それ以上騒ぐこともなく、私と私のセリの為に彼女は衣服を修理した。
セリ「わ、私もか?」
セリ「何で私も着る事になっているんだ?」
セリ「私の鎧の方が遥かに防御力は高いだろう」
イザベラ「私の衣装は特別ですわ」
イザベラ「ほかの鎧とそん色ないほどの防御効果を付与しております」
イザベラ「ですから衣装というのは、戦場と同様に、自宅でも偉大なのですよ」
セリ「よく・・・分かった・・・」
セリ「私はまだ、これを着ようとは思えない・・・」
ヨミ「セリ、おぬしは常に新しい物事に挑戦すべきじゃ」
ヨミ「これはおぬしの鎧よりも機能的かもしれんぞ?」
セリ「それは分かっている、しかし・・・」
彼女は押し黙ってしまう。
セリ「私に考えさせてくれ、良いか?」
イザベラ「ここでお召しになってくださいな。私は衣装が合っているか確認しなければなりませんので」
セリ「・・・」
セリが更衣室から歩み出た。
セリ「・・・うん、合っていると、認めよう」
ヨミ「おぬし、とても似合っておるぞ」
セリ「・・・」
彼女は自分の服装に不満を漏らした。
イザベラ「どちらも素晴らしいですわ!」
イザベラ「御手前は如何かかしら?」
ヨミ「うむ、気に入った」
セリ「私は・・・」
セリ「こ、これは本当の私じゃない・・・」
セリ「しかし、しばらく試して、私が今までより成長できるか見てみようと思う・・・」
――着替え――
ヨミ「お日様の下で楽しめそうじゃな」(ビキニ)
ヨミ「この着物に飽きる事はあるまい」(Kimono)
セリ「ビキニか・・・私には人前に出られそうもないな」
――扉の解錠――
⇒あなたは扉の鍵を開けた。
セリ「やっとだな」
セリ「さぁ、行こう」
ヨミ「これはかなり楽しい旅路だとは思わんか?」
セリ「私は無意味な気晴らしは好きじゃない」
セリ「だが、少なくとも鍵を探さねばならなかった前回ほど悪くはなかったな・・・」
ヨミ「その時に何かあったのか?」
セリ「誰かがカギを落としたんだ」
セリ「しかも巨大な谷間に」
セリ「鍵を探す為とはいえ、皆の時間を無駄にしてしまった」
セリ「だから、これは悪くない。今、私はそのことについて考えていた」
ウサギ「大きな谷、ですか?」
ウサギ「この迷宮に大きな谷があるのは好きになれませんね・・・」
セリ「私もだ・・・」
猪「それなら、なんで扉を壊さないんだ?」
猪「この扉みたいに再生したりはしないんだろ?」
セリ「その扉はな、ほとんど傷もつかない事が証明されている古代の金属でできていたからだ」
猪「お前が扉を壊すのに十分な努力をしなかったからだろ・・・」
スライム「扉・・・私は・・・気にならない・・・」
セリ「私にはそれは疑問だな・・・」
猫「ボクは扉が大嫌い。特に鍵のかかってる奴」
彼女は牢屋に入れられていた時を思い出して、濁った目線を私に飛ばした。
セリ「私が猫と同意見なのはなんとも奇妙だな・・・」
ヨミ「おぬしは散々な目に遭ったようじゃな」
セリ「町に居る時にでも話すさ」
セリ「ひとまずは、敵を待たせない様にするか」
⇒次の階層へ進みますか? y/n
Sakura Dungeonの意訳でもすんべや(´・ω・)地下4階まとめ(2018/09/07)
一か所で翻訳に詰まるとそこに拘りすぎて次に進めない、そんな私です(´・ω・)
ヨミ「随分と大人しいな、セリ」
セリ「いつも喋ってないといけないのか?」
ヨミ「いや、その必要はないが・・・」
ヨミ「いつものおぬしではない気がしてな」
彼女は軽く肩をすくめた。
セリ「おそらく、喋りすぎたんだと思う」
セリ「冒険者たちは私がやかまし過ぎて、度々私は怒鳴られていた」
セリ「結局、お前だって魔物の近くでの無駄話に注意なんてしたくないだろう・・・」
ヨミ「これまでにそんなことがあったのか?」
セリ「時々な・・・」
セリ「だが、お前の期待する方法ではないな」
セリ「私たちは当時の料理の話で議論をしていた」
セリ「意外にも、実際に仲間の一人が料理の仕方を知っていたんだ」
セリ「彼女はむしろ魔物から食料を調達する事に熟達していた」
ヨミ「そ、それはちと不安じゃな」
ウサギ「で、でもキミは、私は食べるつもりはないっていったよね!」
猪「もしお前がボクを料理するつもりなら、お前の顔を壁に叩き込んでやるからな」
スライム「私は・・・とても・・・美味しく、ない・・・」
猫「どんなに野蛮だったら可愛い猫を料理しちゃうの?」
セリ「あぁ・・・悪い、すまなかった」
セリ「私は巨大蝙蝠の事を言っているんだ」
セリ「決して・・・お前たちの事じゃない」
セリ「動物さ。人型じゃない」
ヨミ「そうか。それなら幾分かマシじゃな・・・」
セリ「とにかく、その近くにはヘルハウンドが居てな」
セリ「人の会話を理解するほど十分に賢い奴らだ」
セリ「私たちが食料を得たこと、そして私たちはそれを倒す事が出来ない事を把握していて、そして、それを食べるしかなかった事を理解していた」
セリ「だから、それがあまり長々と話さない方が良い理由だ」
――通路にて――
?「そこで止まりなさい」
一人の槍を携えた女性が私たちの前に躍り出る。
彼女はその槍を目いっぱい突き出した。
セリ「あいつは自身の間合いを測っているんだ・・・」
槍兵「あぁ・・・あなたは侮ってはいけませんね・・・」
槍兵「私はこの階層の守衛の一人です。あなた方を通すわけにはまいりません」
槍兵「それが、私の義務なのです」
ヨミ「階級は兵卒か、ほぉ・・・」
ヨミ「我々が使役できた者たちの一部じゃな」
――兵卒ゲット――
セリ「あいつの守りを潜り抜けるのは本当に難しかったな」
セリ「私の間合いを遥かに凌駕していた」
ヨミ「槍は幾つかの大陸から持ち込まれた最も汎用的な武器の一つじゃな」
ヨミ「だからこそ、他の武器と比べても遥かに大量生産は容易じゃ」
ヨミ「槍ならば、剣の修練を十分に積んだ者に対しても十二分に戦える」
セリ「人生において哀しい現実だな・・・」
セリ「しかしこれは私が好んで使っている武器なんだ」
――中央宝箱――
セリ「フリルに、リボンに、ストラップ・・・」
セリ「どういうわけか、私はこれが気に入らない」
ヨミ「ふむ、ナンセンスじゃな」
ヨミ「これは町の祭りの際、踊り子たちに指定された衣装じゃな」
ヨミ「これを着る事は誉れじゃった」
私はセリをじっくりと眺めた。
ヨミ「ちなみに私はおぬしに良く似合うじゃろうと考えておる」
セリ「し、しかし、私は踊りなんてこれっぽっちも知らないぞ!」
ヨミ「ここ唯一の踊りは演武でな」
ヨミ「そして、私の見る限りでは、おぬしならこの踊りを十分完璧にこなせるじゃろう」
セリ「絶対にやめてくれ」
ウサギ「き、キミがそんなに恥ずかしがらなくても良いのに・・・」
ウサギ「わ・・・私は可愛いと思います!」
猪「ボクは年上の魔物が祭りについて話してたのを覚えてる・・・」
猪「それはボクのパーティーの様に聞こえたんだ」
スライム「衣装なんて・・・重要では、ない・・・」
スライム「それを・・・良く、分かっている・・・」
セリは私の手から布地をつかみ取ろうとしたが、途中で私は手を引いた。
猫の娘は彼女の前でぶら下がる服をずっと眺めていた。
――南西の扉を調べて――
不吉な見た目の扉が私たちの前に現れる。向こう側からは魔力の波動を感じ取れた。
ヨミ「私は魔法使いと相まみえると確信しておる・・・」
ヨミ「しかし、この部屋から放たれる魔力から察するに、彼女はかなり強いじゃろう」
ウサギ「まぁ、今のところは大丈夫ですし・・・」
ウサギ「きっとやれますよ、きっと・・・」
猪「ボクをそこに入れさせろよ」
猪「ボクがアイツを滅茶苦茶にぶちのめしてやる」
スライム「魔法と・・・私は・・・相容れない・・・」
猫「首の後ろの髪が逆立ってる・・・」
猫「本当に警戒した方が良いよ・・・」
セリは自問自答しているようだ。
セリ「おそらく、私たちは部屋に入る前に時間を取るべきだ」
ヨミ「それが賢明じゃな」
ヨミ「我々は奴が呪文を唱えようとしたら、徹底的に叩きのめす必要があるじゃろう」
ならば、より多くの力を集めるか、入るか・・・
決断を急ぐ必要はない。
我々の時間は幾らでもあるのだから。
――中央南端の扉――ボス討伐前
セリ「別の鍵のかかった扉だ・・・」
セリ「しかし、鍵穴はどこにあるんだ?」
扉を隈なく探してみても、セリには見つけ出せなかった。
セリ「ほかの場所から鍵を掛けられてるんじゃないか?」
ヨミ「そうとは思えぬ・・・」
私がその表面に指を走らせると、私の指を辿るように魔力の火花が散っている事に気づく。
ヨミ「あぁ、これは魔力で封印されておる」
セリ「そうなのか・・・私は魔法について何も理解できていないな・・・」
セリ「じゃあ、私たちはどうすればこれを開けられるんだ?」
ヨミ「この迷宮の魔力によって呪文が維持されておるから、我々では単純に外す事はできぬ」
ヨミ「私の見立てでは、それを解除する為に何種類かの暗号や特殊な合言葉があるはずじゃ」
ヨミ「何者かが、この呪文を唱えておる」
セリ「では私たちは魔法使いを見つけて、そいつから呪文を聞き出すだけだな」
セリ「簡単そうに聞こえるが・・・」
ヨミ「そうでもなかろう、おぬしは分かっておらぬ」
セリ「あぁ。だが、楽観的な方が良いだろ」
――槍兵の加入会話シーン――
未開の魔物であれば、自分たちのやり方で外敵から身を守れば良いのだが・・・
職務と規律に馴染んだ者たちを雇わねばならない事もある。
この魔物が警戒のために牢屋の中で立っているのを見かけるのは驚く程の事でもない。
槍兵「そこに居ましたか」
槍兵「何を要求するおつもりでしょうか?」
ヨミ「欲しておるのは、おぬしの技術じゃ」
ヨミ「きっとおぬしはあの通路の警備に辟易しておるのではないか?」
ヨミ「環境を変えた方が良いのではないか?」
僧兵「・・・」
槍兵「えぇ、そのようですね」
槍兵「あの階層がどれほど退屈か、あなたには想像もつかないでしょうけれど」
槍兵「専ら、ほとんどの外敵は初めのふたつの階層を突破できません・・・」
槍兵「そして、数カ月、数年・・・」
槍兵「何事も起きる事はありませんでした。」
彼女は重い溜息をついた。
槍兵「あなたが私を加えたいとお望みでしたら、お引き受け致します」
槍兵「ただ私たちは極論、何か面白い事を起こしたいだけなのです」
ヨミ「ここから何か必ず面白い事が起きるじゃろう」
⇒槍兵が仲間に加わった!
――宝探し(町メニューにて)――
私は風景の中に隠した古い貨幣を幾らか持っている。
迷宮の主が護衛を維持できなかったと仮定するならば、襲撃を仕掛けるのは良い考えだ。
私は、セリならば宝を探す為に立ち上がるであろうことを分かっている。
ヨミ「やあ、セリ」
セリ「やあ、ヨミ、もう出発の時間か?」
ヨミ「いやいや、今日は迷宮には潜らぬ」
セリ「では、どこに行くつもりだ?」
ヨミ「どこか、じゃな」
セリ「それを曖昧にしておくのか」
ヨミ「とにかく来い。おぬしが気に入ると私が約束しよう」
セリ「やれやれ・・・」
せり「それでは、行こうか」
町を出ても尚、セリは困惑しているようだ。
セリ「何故こんなところに?」
セリ「草むらばかりで何もないじゃないか」
ヨミ「うむ、だが、ここなのじゃ」
ヨミ「この辺りを探せば、まだ・・・」
私は草場に跪き、辺りを探る。
セリ「お前はいったい何を探しているんだ?」
ヨミ「入口じゃ」
セリ「どこに入口が?」
それから私は草場の間に小さな石を見つけた。
ヨミ「おぉ、あったぞ!」
セリ「ただの岩だろう?」
ヨミ「よぉく見ておれ・・・」
その表面に刻み込まれた模様が輝き始める。
轟音と共に、私たちの足元の地面が揺れ始める。
セリ「何が起きたんだ?!」
やがて、地面から階段が姿を現した。
ヨミ「私には風景の向こう側の秘密の部屋に宝物を保管する習慣があったのじゃ」
ヨミ「まさしく、このようにな」
セリ「財宝、といったな?」
ヨミ「うむ。私の為に頭を下げぬ訳にもいくまい?」
セリ「まったくだな!」
ヨミ「おぉ・・・」
ヨミ「私が設置した呪文はまだ機能しておるようじゃな」
ヨミ「さて、私はここに何を入れておったのか・・・」
?「関係ないわ!」
セリ「なんだ?誰かここにいるのか?」
猫「その通り!」
猫「ご主人様は秘密の宝物庫を守るようにとしっかり言った!」
ヨミ「私は誓うが、この迷宮の主が強く保護していない物の筈じゃが?」
セリ「こいつ猫だぞ、ヨミ・・・」
セリ「私たちはこいつを張り倒して財宝を取る事はできないのか?」
ヨミ「まず無理じゃな」
ヨミ「あやつは確かに恐ろしく手ごわい」
猫「ボクは昼寝してたから、警告だけはするけど・・・」
猫「今すぐ退くか、私の爪の餌食にしてあげる!」
>>今は退こう。
ヨミ「今日は危険を冒すまい」
セリ「お前がそういうなら・・・」
――イザベラとお話――
ヨミ「さて、イザベラよ。私はおぬしがこれを覚えておると確信しておる」
イザベラ「これは踊り子の衣装・・・」
イザベラ「私たちはあなたがご不在の間、多くの祭典を催してはおりませんでした」
イザベラ「ですが、どなたがこのドレスをお召しになるのでしょうか?」
ヨミ「誰じゃろうな?」
セリ「私は祭りで踊った事など、ましてやドレスを着て等一度もないぞ」
ヨミ「分かっておる。この町の踊り子に選ばれるというのは大変名誉な事なのじゃぞ、セリ」
ヨミ「おぬしだって誰もがっかりさせたくはあるまい?」
そこでセリは宿屋の皆が自分を見ている事に気づく。
セリ「・・・しょうがないな」
・・・
伊三部ら「私たちにはたった今、我らが町の踊り子が誕生いたしましたわ!」
イザベラ「誇りになさいませ、セリ様!」
セリ「ど、どうやったらこれを着て誇りに思えるのだ・・・」
彼女の胸の飾りが彼女の身振り全てに危うげに揺れる。
セリ「この衣装のどこに踊りの為の実用性があるんだ?!」
イザベラ「御座いません」
イザベラ「何故かは存じ上げませんが、最も巧みな踊り子がそれを選んで着ておられました」
イザベラ「ですからあなたは飾りを置き、踊らなければなりません」
セリ「し、しかし・・・私にそんなことはできない!」
イザベラ「あなたなら成し遂げて下さると信じております」
「・・・」
――宝物庫の猫と再会――
>>宝探し
ヨミ「宝物庫に戻るぞ」
セリ「お前の頼みなら」(仰せのままになど)
少しばかり歩き、元の場所にたどり着いた。
猫「もう警告はしたからね!」
猫「引っ搔かれる準備はできた?!」
完膚なきまでに敗北したその猫は、ただ私たちを見上げた。
彼女は見るからに恥ずかしがっていた。
猫「うぅ・・・私の敗け・・・」
猫「ついでに服も全部ボロボロになっちゃった・・・」
猫「ご主人サマはボクの扱いが凄く粗いからなぁ・・・」
猫「今も頭は撫でてもらえないし・・・」
猫「それに新しい服なんて・・・」
彼女は恥ずかしそうに自分を見下ろした。
私は思わず、目線をそこに向けてしまった・・・
それはとても良い、目の保養となった。
ヨミ「おぬしの主人はおぬしに新しい服もくれないと言ったかの?」
猫「いや、そうじゃなくて・・・」
彼女は自分を見下ろす。
猫「ここ、寒いんだもん・・・」
ヨミ「私に罪悪感を与えようとしてはおらんか?」
猫「え、えぇっと、キミが諦めてここを離れてくれたら、ボクは宝を守れた事になるんだけど・・・」
猫「迷宮の警備は私の役目じゃないし」
猫「だ、だから、諦めてくれない?」
ヨミ「これは私の宝物庫じゃからな、無理だのう」
猫「うぅ・・・」
彼女は本当に困惑しているようだ。
猫「これからどうしよう・・・」
猫「新しい服は欲しいし・・・」
セリ「これにはさすがに罪悪感を禁じ得ないな・・・」
セリ「ヨミ、こいつの為に何かしてやるべきだとは思わないか?」
ヨミ「うむ、ここにこやつを置いておくわけにもいかんしのう・・・」
ヨミ「そしてこやつが身ぎれいにしたいのであれば、うちのイザベラなら幾らか整えられるじゃろう」
ヨミ「じゃから、私には特に問題があるようにも思えぬ・・・」
セリ「頼む、こいつの為にそうしてやってくれ・・・」
セリ「ついでにこの迷宮から遠く離れた場所に送ってやってくれ」
セリ「私はこいつの主がこの状況を見て、こいつに良くしてくれるとは思えないからな・・・」
猫の娘は激しく首を縦に振った。
猫「ご主人サマは特に弱い魔物に対してとても意地悪で・・・」
猫「ボクたちは階層守護の皆からいつもいじめられてる・・・」
いま、彼女はとても哀しそうだ。
猫「ボクが宝物の守護に成功したら、昇格してもらえる筈だったんだ・・・」
猫「でも今、ボクは低階層に配置されてる・・・」
ヨミ「よし、よし・・・良く分かった」
ヨミ「何かここ以外でおぬしを世話してくれる者はいるかの?」
猫「え、えぇっと・・・ボクには他に行くアテもなくて・・・」
猫「だから自分の手持ちで何とかしなきゃいけないのは、ボクも分かってはいるんだけど・・・」
ヨミ「町についてある程度は知っておるのか?」
猫「うん・・・でもほとんどの魔物の子たちは迷宮から離れるわけにもいかなくて・・・」
ヨミ「ふむ、何故いかぬのじゃ?」
ヨミ「そやつにヨミがおぬしを送ったと伝えると良い」
猫「う、うん、やってみる・・・」
猫「お宝は取っても良いんじゃないかな」
彼女は起き上がり、私たちと宝のある部屋を離れた。
セリが素早く宝箱を開ける。
セリ「・・・空だ」
ヨミ「あぁ、そうか」
ヨミ「私はこの部屋には何も置いてはおらんかったようじゃな」
――地下4階ボスフロア――
私たちが扉を開けると大声が鳴り響いた。
セリ「人を驚かせる為にこんな事(攻撃)を・・・」
セリ「誰が私たちを待っているのか見てみるか」
私たちの前の机についている魔法使いは本に顔を埋めている。
少しして、彼女は私たちに気づいた。
魔法使い「何をしにここに来たのですか?」
魔法使い「重要な報告が無いのでしたら、あなたの持ち場に帰りなさい!」
彼女はため息をつく。
魔法使い「深刻ね、静かに自分の研究もできないなんて・・・」
ヨミ「我々は何もここに報告をしに来たわけじゃないんじゃがのう」
ヨミ「もっとも、この後おぬしに報告に来るもの等、誰もおらんのじゃがな」
セリ「お前が扉に掛けた呪文を教えろ、魔法使い」
セリ「私たちはより深層に潜る事を望んでいる」
魔法使い「そうね、侵入者さん。これについては私が何とかした方が良さそうね」
彼女は別の大きな本を取り出す。
彼女がそれを開くと、その中から小さく瞬く光を放つ。
魔法使い「もちろん、あなたはこの無益な戦いで私の時間を浪費させなければならなかったのよね・・・」
魔法使い「確認しておくけれど、私の攻撃は殺傷はしない」
魔法使い「あなたは苦しい授業を受ける必要があるわ」
ヨミ「魔法使いよ、おぬしにそれができるか、見せてみよ」
ヨミ「我が従者たちは遠くに離れておれ」
ウサギの娘は覚束ない足取りで立っているように見えた。
ウサギ「わ、私は逃げたりしない・・・」
誰かが私の発言に呼応して、彼女は自分の頬を吊り上げる。
猪「ボクが逃げるもんか!」
スライム「私・・・も、魔法は・・・怖い・・・」
スライム「私は・・・諦めたり・・・しない・・・」
私の猫は爪を見せびらかし始めた。
猫「ボクがお前の舌を握って、何の呪文を唱えられるか見てやろうじゃない!」
槍兵「今こそ私がお前に報いる為の機会を得た・・・」
槍兵「この槍が正義を下すでしょう」
魔法使い「あなたたちはとても強気ね。分かったわ・・・」
魔法使い「あなたたちには謙虚さについて説く必要がありそうね」
――ボス戦勝利後会話――
敗北した魔法使いはそこに横たわり、憤慨している。
彼女のローブはボロボロで、明らかに・・・『アレ』だ。
私は彼女が不安げに見える事について言う事は出来なかった。
魔法使い「えぇ・・・」
魔法使い「あなたたちは私の想像以上に強かったわ・・・」
彼女は大層努力して背を向けようとしている。
ヨミ「私に呪文について教える気になったかの?」
彼女は反抗的に、ただ後ずさる。
魔法使い「あなたに呪文を教えたら・・・私に背を向けてくれないかしら・・・」
ヨミ「私はおぬしの敗北の知らせがこのダンジョンを駆け抜けるであろうことを確信しておる」
ヨミ「おぬしはすぐにこの場から離れるのが最善じゃな」
魔法使い「この迷宮の主は私が離れる事をお望みではないわ・・・」
魔法使い「だから私は呪文を諦めるわけには・・・」
ヨミ「私はおぬしを地上に連れて行かねばならんと思うておる」
ヨミ「信じてくれ、私はおぬしから呪文を得る方法など幾らでも知っておる・・・」
私は体を傾け、彼女の胸の真ん中に指を押し当て、彼女の胃の辺りまで這い下ろした。
ヨミ「おぬしは私がそうせねばならぬ事を望んでおるのか?」
彼女は先ほどより少し敵対心を失っているように思えた。
ヨミ「おぬしが我々の手助けを決心してくれるなら、私はおぬしに安全を約束してやれる」
ヨミ「私たちは地上に脱出する手段を持っておる」
ヨミ「ここから、お主が望めば何処へとでも行ける」
ヨミ「じゃから、私たちを助け、おぬしを助けさせてくれ」
ヨミ「公平の取引の様には聞こえぬか?」
彼女はそれを受け入れる事を嫌がってはいるが、私の考えは彼女に届いている。
魔法使い「そうね・・・」
魔法使い「私はもう負けたわ・・・」
魔法使い「どちらにせよ、あなたが誰で、何故ここに居るのかわからないもの・・・」
魔法使い「だから、私の置かれた状況がこれより悪くなる事はないわね」
彼女は重い溜息をつく。
魔法使い「分かったわ」
魔法使い「あなたに呪文を授けましょう」
魔法使い「近くに来て」
身を寄せると、彼女は私の耳元で言葉をささやく。
セリは興味津々にただ見ていたが、盗み聞きまでしたくはなかった。
魔法使い「これで・・・」
魔法使い「呪文はこれからあなたのものね」
魔法使い「あなたの望むままに・・・」
ヨミ「案ずるな」
私はワープストーンを彼女の手に置いた。
魔法使い「これは、ワープストーン?」
魔法使い「でも・・・」
ヨミ「地上へと戻るのじゃ!」
よみ「ここから、おぬしの安全な場所へ」
⇒解錠呪文を手に入れた。
――扉にて――
私は呪文を唱え始める。
魔法文字は私の前で回りはじめ、正方形を形作った。
その文字は扉の表面に刻まれていき、ゆっくりと消えていった。
私が扉の周りから感じていた魔力はすぐに霧散した。
ヨミ「よし、扉は今解錠されたぞ」
セリ「呪文を唱えている最中のお前は魅惑的だった・・・」
セリ「私には魔法の才などないが、それを行使する者たちを見るのは大好きなんだ」
セリ「お前の僕として私がそれを使える事は分かっているが、何とも不思議な感覚だ」
ヨミ「セリよ、魔法は誰でも使える」
ヨミ「それは単に記憶力(根気)の問題じゃな」
ウサギ「キミが魔法を使いたいなら教えるけど・・・」
ウサギ「私はたくさん呪文を知ってますし」
セリ「ウサギ、私もやってみたいな」
猪「ここに居る面子だと、お前とボクは似てると思ってたんだけど・・・」
猪「目の前の敵が倒れるまでぶっ叩くだけだよな、騎士!」
セリ「そのやり方では全てには対応しきれないんだ・・・」
スライム「まず・・・何にしても・・・多くの可能性を・・・考えないと・・・」
セリ「それに賛成だな」
猫にとって本当に気に食わない何かがあったようだ。
セリ「わかったわかった、お前は自力で魔法を使えるが、私にはできないからな」
セリ「だからそんな顔はしないでくれ」
槍兵「魔法はもう一つの武器です」
槍兵「もし不相応な力を持ってしまえば、それが諸刃の剣ともなり得ます」
4F完了
東京クランプールのトロコン完了ついでにトロフィー条件・攻略の簡易解説をば(´・ω・)
詳細情報は攻略サイト等に幾らでも転がってるからね、しょうがないね(´・ω・)
Sakura Dungeonの和訳は章に入って早々にイベントが続くとたじろいで1~2週間は翻訳作業が止まる事があります(今が正にソレ)。ごめんなさい。
さて、本題に入ります。
このタイトルのトロコン条件は概ね以下の事項を満たす必要があります。トロコン難易度はModerate寄りのHardです。バージョンは最新環境のみを対象とします。
1.メインシナリオクリア
2.国会での法案半数以上可決(51%以上賛成なら可決されます)
3.国会での難易度「Hard」開放・ラスボス2連戦のみHard適用
⇒10章ラスボス前での変更必須。9章、10章に入った直後でセーブを分けておきましょう
4.モンスターリストコンプリート
⇒余章で出現する竜術士(瀕死かつ単体で変身する。変身対象はランダム)でやや手間取りますが、他は全寄り道ボスも含めて倒せば大抵完了できます。
5.クエストクリアコンプリート
⇒最新バージョンでは時限式のクエストが存在しないので、詰み要素ではありません。
6.オールレベル200以上
⇒国会でレベル上限100追加、EXPダブル両方を可決させて、余章で探索していれば勝手にレベル200以上になります。余章ラストも含めてレベル200あれば余裕です。
7.デジスキン(ジョブ)コンプリート
⇒国会のデジスキン開放を全種行えばOK。
オススメスキン
主人公:パラディン
チヨ :ダークナイト(EP不足分を全て消費0のダークアックスで埋めると便利)
ホタル:初期ヒーラー
ミクリ:ダークナイト
8.プレシャス30個鑑定
⇒普通に進めていれば終わる
9.エーテル感応30回
⇒エーテル感応を対象任意で累計30回。
10.ガジェッティア30体製造
⇒パーティーメンバー育成の過程でまず終わる
11.ガジェッティア30回進化
⇒終盤までには終わると思う。進化素材はやや貴重なので気を付けましょう
12.ガジェッティア30回強化
⇒強化素材はソコソコの頻度で入手可能なのでそれほど神経質にならなくても良い
13.ガジェッティア30回プレシャス化
⇒他のトロフィーを集め終わった後にでも。プレシャス化自体にそれほどメリットがない
14.レンリツ聖顕100回
⇒終盤に序盤の階層に入り、戦闘中にガジェッティア1体ずつレンリツさせていけば1戦闘あたり10回以上は稼げるので、全員5体装備できてから真面目にやれば10分~15分で終わる
15.100コンボ達成
⇒道中で10~20ヒットなどをたたき出せる装備・ガジェッティアが手に入るので、適度に体力のある雑魚に対して待機を連発してEPを999(カンスト)まで溜めてから全員でスキルを叩き込めば簡単。
16.モンスター5000体撃破
⇒早期から戦闘中のスキルリストを固定化できれば、Rトリガー2回~6回で戦闘が終わるので歩き狩りをクリアまで続けていてもそれほど苦にならない。
オススメ装備など(有用スキルについては後述)
武器:
片手剣で黄金の剣や天獄の剣だったかについている二刀流限定スキル「黄金時代」が結構優秀。
杖なら2章で入手可能な祝福の杖の国宝以上なら全体回復可能で、終盤だと大地の杖(五穀豊穣)は超有用。ホタルにEP増加系のスキル山盛り+該当の杖、という取り合わせでEP300以上を確保できれば、単一スキル3~5回発動の鎧を装備させるだけで毎ターン3000~10000回復してくれる化け物が完成する。
後は基本的に単体攻撃スキルより全体攻撃スキルの方が便利な場合が多い。
終盤に聖者の杖(デストルネード使用可能)を拾えたらチヨにでも。
頭部:
力のかんざし⇒黄金の髪飾り⇒サムライカンザシが優秀。サムライカンザシの超パワーアタックは「攻撃力」が3倍になるスキルで使用EPは190固定(EP消費が250あるスキルであろうと190固定)。中盤以降はホタル以外の頭装備はサムライカンザシで固定した。ガジェッティアの調達さえうまくいけば、早い段階から万単位のダメージをたたき出せるようになり、状況を作ってやれば最終的に数百万のダメージをたたき出せるようになる。
胴体:
金竜の鎧(スーパーノヴァ)は本当に優秀。EP消費300だが3~5回単一スキルを使用できるのでホタルはスーパーノヴァ使用可能な金竜の鎧を入手した瞬間からコレで固定。
アタッカーには物攻・魔攻上昇系の鎧を着せてやると基礎値が伸びるので良い。
ホタルを中心に素早さをトップに立たせてやるといの一番に回復行動を取ってくれるのでオート戦闘を非常に安定させられる。
足:
お好きにどうぞ(´・ω・)
終盤まで多用したスキル
0.消費EP固定・複数回行動系
以下のスキルが該当する
ねらいうち・一撃入魂・一撃必殺神話
パワーアタック・ハイパワーアタック・フルパワーアタック・超パワーアタック
ダーティアタック・スーパーノヴァ・ビッグバン
ダブルアタック・トリプルアタック・フォースアタック・ファイブアタック
例:超パワーアタックならEP消費190で「任意の」通常攻撃系スキルを3倍の攻撃力で使える
1.黄金時代:単体倍率50×10回。とにかくボス戦で重宝する。余章では増幅玉やEP蓄積などのセットアップを済ませてやると1ターンで100万以上のダメージは堅いので他はどうでも良くなる
2.デストルネード:聖者の杖(国宝以上?)で使用可能。全体倍率200×3回という破格の火力。入手時期はかなり遅いが強力。
3.冥界の炎:火属性ガジェッティアランク20で習得。全体倍率400×1回とかなり好条件なうえ、装備に依存しないという利点がある。
4.永久凍土:水属性ガジェッティアランク20で習得。全体倍率380×1回。主人公に撃たせる全体攻撃系として使用。
5.世界崩壊:土属性ガジェッティアランク20で習得。全体倍率100×4回。火力的には「3」「4」と変わらない筈。優秀。
6.女神の微笑:全体回復。EP消費110と序盤以降でギリギリ使える位。1回で1000程度は回復するので終盤近くまでHP回復に困らなくなる。
ちなみにランク20(MAX)のガジェッティア使用コストは199。
中盤(EP190・EP300以上)以降のコマンド構築について。
主人公(パラディン)属性:水
1:超パワーアタック>黄金の一閃(全体火力系)or黄金時代(単体倍率50×10回)
2:超パワーアタック>同上
3:超パワーアタック>同上(EPが190の倍数に乗ったら次を追加)
チヨ(ダークナイト)属性:火
1:超パワーアタック>全体攻撃最大火力系スキル(デストルネードとか)
2:超パワーアタック>同上
3~8:ダークアックス(EPが380以上になったら3まで超パワーアタック)
ホタル(エンジェル)属性:木
1:スーパーノヴァ>女神の微笑or五穀豊穣(ぶっちゃけ女神の微笑で十分)
2:同上
ミクリ(ダークナイト)属性:土
1:超パワーアタック>世界崩壊(全体倍率100×4回)or黄金時代
2:超パワーアタック>同上
3~8:ダークアックス
上記のセッティングなら7割方の敵は1ターンでほぼ全滅。タフな敵で3ターン以内。
※超パワーアタックはEP消費190なので、待機を使用してカンスト値の999で繰り返せば最大5セットまで放てる。
高ダメージを出すなら・・・
超パワーアタック×増幅玉(AGIトップにしたホタルが使用)⇒主人公・チヨ・ミクリの超パワーアタック(1~2ターンホタルに無敵アイテムを使わせてEP蓄積に使うと尚良し)
大体はもうこれだけで良いんじゃないかな。
これを余章ラスボスまでエンドレス。終わり。
ようやくAVT-C875を購入したのでGPD-Win2の実機動作状況をザックリ投稿していこう(`・ω・)b
文字でどれだけ書いてもどの程度の水準で動作してるかなんて、スペックを想定できる人以外良く分からんのだし、実際に動作している環境になるだけ余分な負荷を掛けずに紹介していきたいなぁ・・・
・・・という考えはGPD-Win2購入当初から持っていたのですが、免許やらなんやらで中々懐に余裕がなかったこともあり、今に至りました。
ひとまずGPD-Win2で遊べて楽しめると感じたタイトルを長短はともかくとしてエンドロールまで流していく動画を投稿してみる事にしました。
あとはPS4やVitaTVなどを利用してトロコンを目標とした動画の録画にも使用するつもりです。そのくらいの用途を以て買わないと、結局漬物石や文鎮に成り下がってしまいますし。
ということで、今回は初心者からベテランまで楽しめる弾幕系シューティングの「Deathsmiles」を1キャラ、クリアまで流しました。フレームレートは画面右上に表示はしてみたのですが、如何せん小さいので何か対策すべきかな、といったところ。その他はなるだけ実機環境そのままで外枠等の加工はほぼしない予定(綺麗にしては意味がないので)。
実機サイズでの画面の寸法は、縦約7.4㎝、横約13.2㎝ですので、実機サイズが気になる方は定規や型紙などでフレームを作って比較してみてください。
投稿そのものはエンコード・アップロードが済んだら即座に行う予定ですので、今しばらくお待ちくださいませ。
記念すべき1本目。
GPD Win2で次に何を撮ろうか(´・ω・)
現在これかなぁと考えていてライブラリにあるタイトルは概ね以下のものです。
1.AIRHEART(ローグライク系の見下ろし飛行機シューティング)
2.The Banner Saga(北欧神話?のSRPG)
3.Bastion
4.Darkest Dungeon(やるなら一周クリアしてから字幕解説でも入れつつやるか)
5.DarkSiders(1か2。1は公式日本語化されていて楽ではある)
6.怒首領蜂大復活(Ver1.51でヒバチ出現を最低目標に。画面枠の拡大方法が分かった為)
7.むしひめさま(ほぼ同上。ヒバチは出ないけども)
8.Dragon's Dogma: Dark Arisen(やるなら1周クリアしてから)
9.Fallout4(ピッキングは表示されない事を示してからコンソールでUnlockを挟む。)
10..hack//G.U. Last Recode(の1作目。チュートリアル完了後にレベルを上げてから)
11.Hollow Knight(もう一度通して、概ね3周目のノーマルエンドまでを通し)
12.Into the Breach(面白そうなので手元にはある)
13.The Last Remnant(結構長そうなので序盤の2~3時間)
14.MoonLighter(ゼルダ系。)
15.Prototype(結構ヌルヌル動く。1周やってみて短縮できそうなら)
16.Sakura Dungeon(ブロマガの意訳文を読んでる人が増えてきて、奮起も兼ねて)
17.Sundered
18.The Surge(ただこれ、超序盤のチュートリアルの戦闘後位からメモリ不足っぽい落ち方をするので最後まで遊べるかは不明)
19.ELEX(結構面白いので、メインシナリオを主体にゴリ押せたら。サブクエストで現在レベル上げをしている最中。難易度は戦闘が長引くので基本イージー)
20.This War of Mine(面白そう)
21.Transistor
22.The Vagrant(一周はしているので、やるなら3周目)
23.Battle Chasers: Nightwar(これかなり良さげ。GPD Win2のスペック的にもギリ)
steamゲーのAirHeartをノーマルクリアしたのでレシピリストなど(´・ω・)
結構楽しく遊べたタイトルでした。ローグライクといえばローグライクなのですが、ノーマル難度の場合は武器・アーマーのチョイスさえ誤らなければクリア可能です。
オススメ:
プライマリ
序盤~中盤:ガトリング砲(秋~冬の入口辺りまでかなり活躍する長射程広範囲武器)
中盤~終盤:プラズマブラスター(単発火力の高いマシンガン。射程も長く終盤も頑張れる)
セカンダリ
序盤:(ガトリング砲があれば後は要らないんだよなぁ・・・)
中盤:ロックガン(ロック距離はやや短いが殲滅力は中々。秋エリアまでなら抜群)
終盤:シーカーミサイル(ラスボス含め大体の戦局をこなす優等生。引き撃ちや弾幕に)
胴体:
序盤:フィッシャー(金策用に「魚レーダー」を使用)
中盤~後半:タロン(射程ギリギリに敵を捉える為の「敵レーダー」。地道な殲滅に必須)
ラスボス:ウェルシィ(マイナス効果もなく使い勝手が良い。パッシブは素材回収距離延長)
エンジン:
序盤:低速のもの
それ以降:高速のもの
翼:
序盤:ハンマーヘッド(武器を2種装備可能な為)
それ以降:ダガーティップ・デビルウィング(足を速く)
大体このような感じでした。以下はレシピ一覧です。
レシピ一覧では、筆者が作成した順番に番号を振っており、派生レシピに必要な素材のうちベーシック素材以外は番号を記載しております。
ベーシック素材のうち名称の長いものには以下の略称を用いました。
金属スクラップ:金ス プラスティック:プラ プラズマクリスタル:クリ
コンプリートには至りませんが、アイテム作成に迷った時などにご利用ください。
素材
番号 01 02 03 04 05 名称
01 金ス 金ス 金ス 金属箱
02 火薬 火薬 金ス 小弾薬
03 01 02 パイプ マシンガン
04 火薬 火薬 火薬 爆発物
05 火薬 火薬 金ス 金ス ショットガン砲弾
06 01 01 01 ヘビーエンケース
07 火薬 火薬 パイプ パイプ ロケット
08 火薬 火薬 火薬 パイプ 大口径弾薬
09 パイプ パイプ パイプ パイプフレーム
10 金ス 金ス パイプ 金属ホイル
11 01 パイプ 07 カオスバッテリー
12 金ス パイプ パイプ パイプ 01 シュラプネルキャスター
13 金ス パイプ パイプ パイプ ??? 機体関連
14 マシン マシン 01 リピーター
15 10 01 パイプ 金ス 飛行機アーマープレート
16 金ス パイプ パイプ ライフルバレル
17 未記載
18 金ス 金ス パイプ パイプ パイプ 長バレル
19 07 マシン 06
20 16 16 01 02
21 08 マシン 01 大口径弾倉
22 05 マシン 01 ショットガン弾薬
23 01 22 パイプ スカイスウィーパー
24 パイプ パイプ 10 ロータリー
25 10 09 金ス パイプ 翼ホイル
26 06 19 25 巡航ミサイル
27 10 パイプ 04 マシン 飛行機エンジンブロック
28 27 24 マシン 04 スカイホーク287
29 パイプ 06 10 マシン 鉄筋
30 15 09 29 04 タロン
31 06 25 09 フィッシャーウィング
32 プラ プラ プラ 熱可塑性プラスチック
33 電源 プラ マシン マシン エナジー変換機
34 06 33 14 ライトニングキャノン
35 27 32 24 24 機体関連
36 パイプ マシン グラス スコープ
37 06 33 グラス 36 ソーラーレーザー
38 マシン グラス マシン ターゲッター
39 25 38 09 32 ストーム
40 01 21 16 38 ロックガン
41 06 21 36 18 ロングストライクキャノン
42 16 16 16 マシン マルチバレル
43 06 06 06 チタンエンケース
44 プラ グラス プラ ケプラー
45 パイプ マシン 電源 マシン ポンプシステム
46 01 金ス マシン 45 24 ボルトキャノン(同名称武器が複数)
47 グラス グラス グラス 窓ガラス
48 44 47 33 42 25 ダガーティップ
49 04 04 01 爆弾
50 49 49 49 19 43 アトミックロケット
51 火薬 火薬 火薬 クリ プラズマボール
52 51 43 32 プラズマ弾倉
53 06 52 16 14 プラズマブラスター
54 15 33 44 47 29 ウェルシィ
55 06 19 38 名称未記入
56 マシン マシン グラス クリ クロノスコア
57 51 32 06 液体炎
58 43 57 45 16 マグマカタパルト
59 43 57 49 29 名称未記入
60 43 57 18 29 火炎放射器
61 43 15 15 32 47 ガーディアン
62 27 27 24 32 47 スタリオンEN38
63 27 24 32 24 ホバージェットF9
64 06 45 49 機雷ランチャー
65 06 25 09 フィッシャーウィング
66 27 24 マシン 04 スカイホーク7287
※そしてクリア直後に新規データで開始し、チュートリアルを完了させると直前(ラスボス討伐時の挑戦分)の収穫・漁獲による素材・資金を次の周回に持ち込めます。多分バグです。
ひとまずこんなところです(´・ω・)ノシ